高樽さゆりオーナーが福島放送賞に使う、
コクリュウノマイについて。
高樽さゆりオーナーは、高樽秀夫さんの奥様で、秀夫さんは、
浦河にある育成牧場・「有限会社ディアレストクラブ」の代表者で、
「ディア」の冠名で馬を走らせている組合馬主・「ディアレスト」の代表でもあります。
そして馬主としての高樽さゆりオーナーは、2008年からJRAで馬を走らせ始めていて、
それから今までに70頭以上を持っています。
また、2011年の東京ウインタープレミアムなど、
全部で5勝してオープン馬になっていたロラパルーザなどの活躍によって、
今までにJRAのレースで8億円近い賞金を稼いでいますけど、
最近は、平場のレースしか勝てていなくて、賞金の高い特別レースを勝ったのは、
スズノネイロを使った2012年のつわぶき賞が最後です。
そのため、今のオーナーは、「久々に賞金の高い特別レースを勝ちたい」と思っているのでしょうし、
明日は、1着賞金が1320万円(馬主の取り分は8割の1056万円)
の福島放送賞にコクリュウノマイを使いますので、この馬を預けている栗田徹調教師に、
お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
そして、追い切りについての報告が、
「南ウッドで一杯に追われて、全体が55秒1、終いの1Fが13秒6
という時計を出していました。元々、攻め駆けするタイプではありませ
んし、馬場が渋っていたこともあって、時計は目立たないものでしたけ
ど、脚捌きは、状態がいい馬ならではの軽快なものでしたね」
というものでしたから、いいレースをしてくれそうですね。