村田哲朗オーナーが飛翼特別に出走させる、

ロマネクイーンについて。

村田オーナーは、「東西運輸株式会社」(東京都目黒区下目黒)

の代表取締役を務めております。

「東急目黒線・不動前駅」の近くにある、3階建ての「東西ビル」に本社を構えて、

主に物流事業を手掛けている同社は、グループ企業に、人材派遣を手掛けている「株式会社トーザイ・ワーク」や、

主にワインの輸送を手掛けている「リファーシステムジャパン株式会社」などがありまして、

村田オーナーが所有馬に、ロマネクイーンや、クイーンマルゴーといった「ワインにちなんだ馬名」を付けているのは、

「リファーシステムジャパン株式会社」でワインを取り扱っているからなのでしょう。

馬主としての村田オーナーは、2006年からJRAで馬を走らせていますので、

今年でキャリアが10年目となりますが、これまでに勝ったレースは3戦のみで、

獲得賞金は「10年間で5364万円」(馬主の取り分は8割の4291万円)という数字に留まっています。

また、村田オーナーは、一度に所有する頭数がそれほど多くない割に、競走馬セールに参加される機会が多く、今年も、

4月28日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を486万円(税込)で購入
8月24日(月)~27日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を442万円(税込)で購入
10月5日(月)~7日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を874万円(税込)で購入

と、総額1802万円(税込)を投じて計3頭を購入していますが、

「JRAブリーズアップセール」が終わってから先週まで、村田オーナーの成績は、

「7戦0勝・獲得賞金380万円」(馬主の取り分は8割の304万円)というものですから、

セールで使った資金を、まだ2割ほどしか回収できていません。

そのため、現在の村田オーナーは、「セールで使った資金の回収ペースを早めたい」という気持ちを抱いている筈です。

また、村田オーナーは現在、全部で2頭を所有していて、

その内の1頭は、これまでに3338万円の賞金を獲得しているロマネクイーンですが、

もう1頭のグランクリューピサ(牝2歳)は、未出走ですから当然ですが、まだ全く賞金を稼げていません。

ですから、私が村田オーナーでしたら、「ロマネクイーンにもっと活躍して欲しい」と考えますし、

今週、この馬で飛翼特別を勝てば、このレースの1着賞金1320万円の内、

「馬主の取り分」にあたる8割の1056万円を一気に得られます。

そこで、私は早い内からこの馬を、「勝負懸かり」と見ていましたし、

最終追い切りについての報告が、

「ポリトラックで素軽い動きを見せていました。全体が67秒3、
終いが13秒1と、決して速い時計ではなかったのですが、完全に
馬なりでしたから、まあ十分と言えますし、動きだけではなく、馬
体の張りや毛ヅヤもかなり良く見せていましたよ」

という内容でしたから、好レースが期待できると思います。


当日厳選したレースでの
買い目をご希望の場合は
競馬会員にお申込み下さい。