小林百太郎オーナーがFレビューに登録している、

ニホンピロアンバーについて。

小林オーナーは、工業用のピローブロック
(転がり式軸受ユニット)のトップメーカーとして、

国内外で高い評価を受けている

「日本ピローブロック株式会社」の創業者であり、

現在も同社の名誉会長を務めています。

大阪の堺市に本社を構えている同社は、

1950年に創業し、日本で初めてピローブロック
(転がり式軸受ユニット)の製造・販売を開始して以来、

同製品の専業メーカーとして順調に業績を伸ばし続けており、

現在では、標準的なベアリングだけで700種類以上、

ハウジングも300種類以上の商品を取り揃え、

これらの組み合わせによって構築できる何千種類ものピローブロックが、

日本国内だけではなく、海外の産業発展にも多大な貢献を果たしています。

また現在は、アメリカのイリノイ州と中国の河北省に、

それぞれ現地法人と工場を有しており、

宇宙産業やバイオケミカルなど、

幅広い分野の発展に貢献しているのですから、

同社を創業し、現在も会長を務めている小林オーナーは、

「大いに尊敬すべき業界の先駆者」と言えるでしょう。

ちなみに、

小林オーナーのお孫さんである小林よしかさんは、

大阪朝日放送の朝の情報番組

「おはよう朝日です」にて、

11年間に渡りレポーターを務めるなど、

関西地方を中心に活躍したタレントでして、

2011年の堺市議会選挙で当選し、

今も現職として活躍しています。

そしてJRA馬主としての小林オーナーは、

キャリアが既に30年を超えている大ベテランで、

これまでに300頭以上を所有しており、

過去の代表的な存在としては、

1984年と1985年のマイルCS、

1985年の安田記念を制したニホンピロウイナーや、

1989年の京阪杯とエプソムCを制したニホンピロブレイブや、

1994年のCBC賞と、

1996年のマイラーズCを制したニホンピロプリンスや、

2000年のローズSを制したニホンピロスワン、

2003年のガーネットSと、

2004年のプロキオンSを制したニホンピロサート

などが挙げられるでしょう。

また、最近の代表的な存在としては、

2012年のジャパンCダートを制したニホンピロアワーズが挙げられ、

少し前までは、阪神馬主協会の会長を務めていたのですから、

小林オーナーは、誰もが認める「関西の大物馬主」と言えます。

一昨年の小林オーナーは、

ニホンピロアワーズで制したジャパンCダートなど、

2億0992万円の賞金を獲得していましたが、

昨年は、ニホンピロアワーズで平安Sを制したものの、

前年より8000万円以上も少ない

1億2464万円まで獲得賞金が減っていました。

そのため、今年は小林オーナーが、

「最低でも昨年以上の成績を残したい」

と考えている筈で、実際、

1月には東海Sをニホンピロアワーズが制しています。

ただ、ニホンピロアワーズ以外の馬では、

昨年の秋明菊賞をニホンピロアンバーが勝ってから

「21連敗中」となっているため、現在の小林オーナーは、

「1頭だけに頼っている状況から脱したい」

と願っている可能性が高く、

今週、ニホンピロアンバーを登録している1着賞金5000万円
(馬主の取り分は8割の4000万円)のフィリーズレビューは、

「願いを叶える絶好の舞台」

と言えるでしょう。

そこで、

この馬については、最終追い切りの内容など、

今後の状況を入念に確認した上で

馬券の中でどう扱うのかを慎重に判断したいと考えております。

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