永田和彦オーナーがクイーンCに登録している
アンドリエッテについて。
永田オーナーの本業は、「JR熱田駅」(愛知県名古屋市熱田区)の西口を出て直進し、
国道19号を右に曲がって500メートルほど進むと、道路の右側に白地に青文字の看板が見えてくる「永田内科医院」の院長です。
同医院では、内科、循環器科、小児科、アレルギー科の診療を行っており、平日だけではなく、土曜日の診療も受け付けております。
また、同医院では、在宅医療にも力を入れており、病状は安定しているものの、
体の中に酸素を十分に取り込めない患者さんに対して行う「在宅酸素療法」や、
糖尿病治療に効果的な「インスリン自己注射」の管理なども行っているようですから、院長を務めている永田オーナーは、
「近隣の方々から厚い信頼を寄せられている人物」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永田オーナーは、確か2005年からJRAで所有馬を走らせ始め、
現在までに30頭以上を所有しており、その中の代表馬と言えば、
4勝を上げて6515万円の賞金を獲得していたザッハトルテが挙げられます。
この馬の活躍により、永田オーナーは一昨年、過去最高の「6498万円」(2勝)の賞金を獲得しておりました。
ただ、「稼ぎ頭」であったザッハトルテは、昨年のシルクロードSを最後に引退し、
「森永牧場」(北海道沙流郡日高町)で繁殖入りしており、このことが大きく影響し、
昨年は、「獲得賞金3831万円」(3勝)と、大幅に賞金が少なくなっております。
きっと、永田オーナーは、ザッハトルテを引退させるにあたり、
「他の馬にしっかりと稼いで欲しい」と考えていた筈ですが、昨年は、
4回、所有馬を特別レースに使ったものの、1つも勝てていません。
更に今年も、熱田特別でシュネールが4着、知立特別でベルラインが14着と、
特別レースを勝てていない上、2月に入った現在も「4戦0勝」と、
1つも勝ち星を上げられていないため、獲得賞金額は440万円に留まっている状況です。
よって、現在の永田オーナーは、クイーンC(1着賞金3400万円)にアンドリエッテを登録している今週、
「今年の1勝目を飾りたい」と強く願っているのは間違いないでしょう。
また、永田オーナーは、JRAで所有馬を走らせ始めた2005年から現在までに、
まだ重賞を勝てていませんので、私がオーナーの立場でしたら、
この馬を預けている牧田調教師に対してメイチ仕上げを指示するでしょうし、
最終追い切りについての報告が、
「レースでも乗る予定の川田騎手が坂路に入れて、全体が54秒1、
終いを12秒5という時計でまとめていました。併せたハナズリベン
ジ(古馬500万下)をコンマ8秒追い掛けて、持ったままで最後は
コンマ2秒先着していたように、相手を全く問題にしていなかったし
最後まで集中して走れていましたので、これだったら、上位に食い込
んでくる可能性が高いと見ていいでしょう」
というものでしたから、見方は正しかったと確信しております。