「株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン」が共同通信杯に出走させる、

マイネルサクセサーについて。

「マイネル」と「マイネ」の冠名でお馴染みの一口馬主クラブ、

「株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、

「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーのご子息です。

同クラブが設立されたのは1986年のことで、それからこれまでにJRAで1300頭近くを走らせており、その中には、

マイネルキッツ→2009年の天皇賞・春など重賞3勝
マイネルブリッジ→1995年のNHK杯など重賞3勝
マイネルラヴ→1998年のスプリンターズSなど重賞3勝

といった重賞勝ち馬が多く含まれており、これまでに同クラブは「6戦のGI含めて重賞を67勝」という実績を残しております。

しかし、昨年のオールカマーをマイネルラクリマで制してから先週までは、「JRAの重賞で26連敗」となっておりますので、

現在はクラブの関係者全員が、「そろそろ重賞の連敗を止めたい」と強く願っていることでしょう。

また、同クラブがこれまでに最も良い成績を残しているのは、

「105勝・獲得勝7近19億9072万円」という数字を記録した2007年で、

2008年も「77勝・獲得賞金19億6665万円」という数字を記録しておりました。

しかし、2009年から昨年までは、

2009年→63勝・獲得賞金14億4970万円
2010年→63勝・獲得賞金14億1924万円
2011年→61勝・獲得賞金13億5233万円
2012年→77勝・獲得賞金13億6541万円
2013年→65勝・獲得賞金15億2645万円
2014年→64勝・獲得賞金13億9893万円

と記せば分かる通り、「全盛期」と言える2007年~2008年を大きく下回る状況が続いております。

そして、上記の数字が要因と判断でき、「現2歳世代」について「ラフィアン」が発表していた、

第一次募集馬→55頭
第二次募集馬→24頭
会員特別募集馬→6頭

の計85頭は、8割以上が「満口」とならないまま、

「出資受け付けの締め切り」である1月30日(金)を迎えておりました。

したがって、現在はクラブの関係者全員が、

「昨年と同じ状況にならないよう、今年は早い時期から過去の募集馬を活躍させて、
出資を検討している顧客層に好印象を与えておきたい」

と強く願っている筈で、今週、マイネルサクセサーで共同通信杯を勝てば、

その目的を十分に果たせる上、「重賞の連敗」も止められることとなります。

そこで、私がクラブの関係者であれば、この馬を管理している畠山重則調教師に対して、

迷わずメイチの勝負仕上げを指示しますし、最終追い切りについて、

「昨日、レースでも乗る芝山騎手がダートコースに入れて、全体が68秒1、
終いが13秒7という時計を出していました。完全に馬なりでしたから、時計
は目立たないものですが、調子がいい馬ならではの軽快な脚捌きを見せていま
したね。今回は、11着だった昨年の札幌2歳Sから5ヶ月振りのレースとな
りますが、調教の様子を見て、休み明けを割引材料と考える必要はないと感じ
ました」

という内容でしたから、「人気薄での一発」があり得ると考えております。

また、「ラフィアン」は、今週、京都記念にマイネルディーンを出走させますので、

こちらも同じ理由で「大駆けに注意」と見ておくべきでしょう。


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