前原敏行オーナーが北山Sに出走させる、
エクストラゴールドについて。
前原オーナーの本業は、京都府宇治市に本社を構え、
一戸建て住宅の分譲や、注文住宅の設計と施工や、建替リフォームなどを手掛けている、
「株式会社ホームズ」の代表取締役です。
同社は、1998年に分譲事業を開始してから、10年間で800区画以上の累計分譲数を記録するなど、
既に十分な実績を残している上、現在も、京都府を中心に、
「ホームズタウン陽光ヒルズ」(京田辺市薪堀切谷)・全65区画
「ホームズタウンリーヴァ京阪淀」(久世郡久御山町)・全45区画
「ホームズタウン三山木駅前Ⅲ」(京田辺市三山木田中)・全15区画
「ホームズタウン地下鉄石田駅」(京都市伏見区石田内里町)・全12区画
「ホームズタウン京田辺一休ヶ丘」(京田辺市田辺狐川)・全10区画
などの「分譲受け付け」を行っておりますので、
代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている前原オーナーは、「関西の不動産業界に於ける重要人物」と言える筈です。
また、馬主としての前原オーナーは、確か2010年からJRAで馬を走らせており、現在までに20頭以上を所有しております。
そして、初めの3年間は、
2010年→1勝・獲得賞金681万円(馬主の取り分は8割の544万円)
2011年→1勝・獲得賞金2590万円(同2072万円)
2010年→2勝・獲得賞金2122万円(同1697万円)
という成績でしたが、過去2年は、
2013年→3勝・獲得賞金4447万円(同3557万円)
2014年→2勝・獲得賞金5939万円(同4751万円)
という形で大きく数字を伸ばしているものの、恐らく前原オーナーは、
過去2年の数字を「満足」とは考えていない筈です。
何故なら前原オーナーは、一昨年と昨年の「セレクトセール」に於いて、
□2013年
「エリモエクセルの2013」(牡・父ヴィクトワールピサ)
を4600万円で購入するなど、計3頭を1億0100万円で購入
□2014年
「ヒラボクガールの2014」(牡・父クロフネ)
を1400万円で購入するなど、計2頭を2400万円で購入
と記せば分かる通り、総額1億2500万円を使っておりますが、過去2年、
前原オーナーが実際に獲得している賞金は、
「3557万円(2013年)+4751万円(2014年)=8308万円」というもので、
この間に「セレクトセール」で使った金額を、4000万円近くも下回っているのですから。
そこで、今年を迎えるにあたって前原オーナーは、
「セレクトセールで使った資金の回収を早急に終えるため、前半から多くの賞金を獲得したい」
と考えていた筈であり、実際、今年に入ってから先週までは、
「4戦1勝2着1回3着1回」という成績を残し、早くも2680万円の賞金を獲得しております。
そして今週、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の
北山Sをエクストラゴールドで勝てば、「過去2年のセレクトセールで使った資金の回収」を、
ほぼ完了できることとなるのです。
よって、私はエクストラゴールドを、早い段階から「勝負懸かり」と見ていましたし、
最終追い切りに関する報告も、
「Cウッドでヤマニンカヴァリエと併せて、全体が83秒7、
終いが12秒3という時計を出していました。馬場が渋ってい
て、完全に馬なりだったことを考えれば、時計はこれで十分な
んでしょうし、2秒7も先行していた相手に、力強い脚捌きで
追い付いていましたので、文句なしのデキと見ていいでしょう」
という内容でした。
これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と見込んでおります。