朝日杯FSで「注目すべき存在」としてご見ているのは、

山上和良オーナーが登録している

セカンドテーブルです。

山上オーナーの本業は、三重県の名張市にある「やまがみ眼科」の院長です。

山上オーナーは、京都大学の医学部を卒業してから、

1999年の10月に同医院を開院しており、ここでは、名張市内だけではなく、

同市の南側にある曽爾村や御杖村など、

病院から30キロ近く離れた場所に住んでいる患者さんに対しても、

無料で自宅まで送迎するサービスを行っております。

また、山上オーナーは、「医療法人グリーンスウォード」の運営にも深く関わっており、

同団体では、「やまがみ眼科」と同じ名張市内にて、

「かも内科消化器科クリニック」と「グリーンスウォード・メディカルセンター」を開院するなど、

新規クリニックの開業に携わっているそうで、山上オーナーは、この医療法人の理事長として、

全部で4つの診療所を経営しているそうですから、地域の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

なお、山上オーナーは、2000年に地方競馬(笠松)の馬主資格を取得し、

2003年頃からJRAで馬を走らせており、馬主となった理由は、2000年頃、

「地方競馬の馬主になりませんか」と呼びかけていた生産牧場のホームページを見て、

その牧場に連絡をしてみたことと、当時、

「フジテレビ」で放送されていた「やまとなでしこ」というドラマを見て、

「馬主になれば女性にもてる」と思ったからだそうです。

そして、これまでに100頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、

2006年の東京オータムJで3着、2007年の京都JSで2着に入ったブロードキャスターが挙げられ、

昨年までは重賞を勝てていませんでしたが、馬主歴12年目を迎えた今年は、

セカンドテーブルが京王杯2歳Sを制し、初の重賞制覇を果たしております。

ちなみにセカンドテーブルは、山上オーナーが、昨年の春頃に門別の川島良一牧場に行った時、

550万円で購入した2頭の内の1頭ですが、

それが1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)

の京王杯2歳Sを制したのですから、きっと山上オーナーは、

「いい買い物ができた」と喜んでいる筈です。

そして、セカンドテーブルを登録している朝日杯FSは、

アンティフリーズを出走させた2010年の秋華賞以来、

山上オーナーにとって約4年振りのGIレースとなり、先日、初めて重賞を勝った山上オーナーは、

「次はGIを」という目標を立てている筈ですから、

この馬を管理している崎山調教師に対して、か

なり勝負懸かった指示を出していると見ておくべきでしょう。

そのため、この馬の上位入線を期待しております。


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