カペラSに登録している、
公営・浦和のサトノタイガーについて。
この馬は、美浦の的場均調教師のところからデビューし、
芝のレースを使われ、準オープンを2勝する活躍をしていましたが、
今年2月のアルデバランSの後に、南関東・浦和の小久保智調教師のところに転厩しました。
小久保調教師は、浦和で厩舎を構えていた
村田貴広調教師のところの調教師補佐として経験を積んで、
2005年から自分の厩舎を開業しています。
3年目の2007年には、浦和開催のリーディング2位に入る活躍を見せ、
次の年には、クレイアートビュンを使った埼玉栄冠賞で、
初めての重賞勝ちを収め、その年から昨年まで、
浦和開催のリーディング1位という成績を残しています。
また、小久保調教師のところは浦和だけではなく、
一昨年は、年間で131勝を上げて、
南関東(浦和・大井・川崎・船橋)での調教師年間最多勝記録を更新し、
この年から2年連続で、南関東のリーディング1位と素晴らしい活躍を見せています。
そして、小久保調教師は、今年も現時点で既に121勝を上げ、
3年連続での南関東のリーディング1位を確実としているように、
南関東を代表する調教師の一人と言えるでしょう。
その小久保調教師のところは、これまでにJRAの重賞に2回挑戦していますが、
トーセンアレスを使った昨年のマーチSでは9着、
ジョーメテオを使った今年の根岸Sでは6着という結果でしたから、
前走のJBCスプリントでドリームバレンチノの2着に入り、
改めて力のあるところ見せたサトノタイガーで、
何が何でも結果を出しておきたい筈です。
そのため、この馬の仕上がり具合について、確認してみたところ、
「今朝、浦和のダートでの追い切りでは、乗り役の橋本
(レースでは御神本騎手が騎乗予定)が跨り、全体が66秒1、
終い11秒8と、終始馬なりの内容でしたが、とてもスムーズな
動きを見せていましたね。追い切った後も、どっしりと落ち着い
ていて、JBCスプリントの時の状態をしっかりと維持できてい
ると判断していいでしょう」
というものでした。
よって、このサトノタイガーについてはJBCスプリントの時と同じように、
カペラSで馬券に絡んでくる可能性は十分にあると見ておくべきでしょう。