山元哲二オーナーがNHKマイルCに登録している、

ダンツキャンサーについて。

山元オーナーは名前の通り、

建設関連の業務などを手掛けている

「山元建設興業株式会社」と、

タクシーによる観光案内などを手掛けている

「株式会社山元交通」の代表取締役社長です。

JR指宿枕崎線と鹿児島市電が通っている

「南鹿児島駅」のすぐ近くにある「山元ビル」を拠点とし、

鹿児島市内に10ヶ所の営業所を持つ「株式会社山元交通」は、

「地域に根強い安心・安全のサービス」

をモットーとした会社経営を心掛けており、

鹿児島を代表する観光スポットの「桜島」や、

温泉地として有名な「指宿(いぶすき)市」や

「霧島市」などを中心とした近郊のタクシー観光も提供しております。

同社は昨年の3月から、鹿児島県では初となる、

スマートフォンアプリを使用した

「全国タクシー配車」というサービスに対応しており、

乗車希望のお客様に対して、

これまでよりも迅速に配車が可能となったのですから、

「地元の方々にとって、なくてはならない存在」

であるのは間違いないですし、

同社の代表である山元オーナーは、

「誰もが認める地元の名士」と言えるでしょう。

そして、JRA馬主としての山元オーナーは、

30年以上のキャリアを誇る大ベテランでして、

過去の代表的な存在としては、

1989年の小倉記念を制したダンツミラクルや、

1994年の函館3歳Sを制したダンツダンサーや、

1995年の宝塚記念を制したダンツシアトルや、

1998年のシンザン記念と

チューリップ賞を制したダンツシリウスや、

2002年の宝塚記念を制したダンツフレームや、

2004年のアメリカJCCを制したダンツジャッジなどが挙げられ、

これらの馬達の活躍により、

GI2勝を含む重賞13勝を上げております。

しかし、ここ数年の山元オーナーの所有馬は、

重賞勝ちから遠ざかっており、

2008年のアーリントンCをダンツキッスイで制したのを最後に、

「重賞33連敗中」となっているのですから、

現在、山元オーナーが、

「一刻も早く重賞の連敗を止めておきたい」

と考えているのは間違いありません。

また、山元オーナーと言えば、

毎年のようにセールで多くの馬を購入しており、

昨年だけでも、

4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1250万円で購入
7月16日(火)の「セレクションセール」→1頭を2350万円で購入
8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→4頭を2300万円で購入
10月7日(月)~9日(水)の「HBAオータムセール」→4頭を1460万円で購入

と、計10頭を総額7360万円で購入しております。

そのため、今年も山元オーナーは、

7月22日(火)に行われる「セレクションセール」や、

今後のセールで何頭かを購入する可能性も十分あると見ておりますので、

現在、山元オーナーが、

「セール資金を潤沢にしておきたい」

と考えているのは言うまでもありません。

よって、

1着賞金9200万円(馬主の取り分は8割の7360万円)

のNHKマイルCに登録しているダンツキャンサーについては、

山元オーナーがこの馬を管理している谷調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している筈ですから、

最終追い切りの内容を確認したところ、

「今朝、坂路で全体54秒4、終い12秒6の時計でまとめとりました。
馬なりでの調教だったため、時計はそれほどではありませんでしたけど、
脚捌きに硬さは見られませんでしたし、馬体の張りや毛ヅヤなども、デ
キの良さを強く感じるさせるもんでしたから、厩舎が念入りに仕上げて
きたと判断していいでしょう」

というものでした。

今回は、メンバーも揃いましたので、

それほど人気にならないとは思いますが、

馬券に絡む可能性も十分あると見ております。

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