ニュージーランドTにおいて

「注目すべき存在」と考えているのは、

子安裕樹オーナーが登録しているカラダレジェンド。

子安オーナーの本業は、

「東京メトロ有楽町線・麹町駅」のすぐ近くに本社を構え、

整体・骨盤矯正サロンの経営などを手掛けている

「株式会社ファクトリージャパングループ」(FJG)

の代表取締役会長兼社長です。

同社の前身は、1998年に子安オーナーが開業した

「横浜南整体院」でして、

その後、2001年の1月に

「YMCメディカルトレーナーズスクール蒔田」を開校し、

同年の4月に「カラダファクトリー上大岡店」(第1号店)をオープンさせています。

そして、2001年の8月に

「株式会社ファクトリージャパン」を設立し、

2004年には、「カラダファクトリーフランチャイズ事業」を開始するなど、

順調に規模を拡大していくと同時に、

2006年には、江ノ島で「海の家」の事業を開始
(カラダファクトリービーチリゾートハウス)、

2008年には、美容、健康業界に特化した人材派遣

紹介事業を開始するなど、次々と新事業を展開していき、

2010年に「株式会社ファクトリージャパングループ」に社名変更しています。

その後も、2012年の11月に

フィリピンに第1号店をオープンさせるなど、

積極的に海外進出も手掛けており、

会社設立から僅か10年で年商50億円を超え、

現在では、「カラダファクトリー」を始めとした整体サロンや、

健康に関する施設を国内外で190店舗近く所有し、

1000名近くの従業員を擁しているのですから、

同社を束ねている子安オーナーが、

「業界で一目置かれている存在」

であるのは間違いないでしょう。

そして、

JRA馬主としての子安オーナーは、

2011年から馬を走らせ始めて、

最初の年は出走頭数が1頭のみでしたから、

未勝利に終わったものの、

2012年→1勝・獲得賞金1110万円
2013年→4勝・獲得賞金5660万円

と、順調に成績を伸ばしており、昨年は、

カラダレジェンドを出走させた京王杯2歳Sで

「初の重賞勝ち」も収めています。

ただ、今年に入ってから先週までは、

カラダレジェンドがファルコンSで7着に敗れるなど、

「5戦0勝」という結果に終わっており、

全く賞金を稼げていないのですから、

現在、子安オーナーが、

「早く初勝利を上げたい」

と考えているのは間違いないでしょう。

また、少し前までの子安オーナーは、

カラダレジェンドを含む4頭を所有しておりましたが、

その内、1勝を上げたカラダドリームは、3月1日(土)に登録を抹消し、

2勝を上げたカラダエーピーも、

3月26日(水)に登録を抹消していますので、

現在の所有馬は、カラダレジェンドと

カラダダイヤモンドの2頭のみとなっています。

ただ、カラダダイヤモンドは、

まだデビューすらできていませんので、

間違いなく子安オーナーは、

「とにかくカラダレジェンドで稼いでおきたい」

とも考えている筈ですから、

1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)

のニュージーランドTに出走させるカラダレジェンドについては、

子安オーナーがこの馬を管理している尾形和幸調教師に対して、

「メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高い」

と見ておりました。

そして、最終追い切りの内容を確認したところ、

「レースで乗る田辺騎手が跨り、
ポリトラックで全体が64秒0、
終いが12秒0という時計を出して、
コンマ1秒先行していた併せ馬の相手
フィンデルムンドを楽々と交わし、
最後はコンマ2秒先着していました。
終いの切れはとても鋭かったですし、
休み明けの前走のファルコンSを使ったことで、
馬がガラッと変わった感じですね。
今回は、いいレースが期待できそうです」

というものでしたから、

見方は正しかったと確信しています。

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