笹田和秀調教師が

ラジオNIKKEI杯2歳Sに使う

ミヤビジャスパーについて。

笹田調教師は重賞77勝、

通算1155勝という成績を残し、

2007年に調教師を引退した

伊藤雄二さんの義理の息子さんで、

伊藤さんが現役だった頃、攻め専として、

ウイニングチケットや、エアグルーヴや、

ファインモーションといった馬の調教を担当した後、

2008年に調教師の免許を取って、

次の年の3月に厩舎を開業しています。

ちなみに、彼の奥さんの淑さんは、

JRAで初めてとなる女性の助手で、

息子の知宏調教師はニュージーランドで乗り役となり、

2011年からは地方の園田に拠点を移して活躍しています。

笹田調教師の話に戻します。

師は厩舎を開業した2009年は10勝止まりでしたが、

2010年は21勝、2011年は24勝、

昨年は28勝と、順調に勝ち星を積み重ねています。

そして、2011年には、

レディアルバローザを使った中山牝馬Sで、

エリンコートを使ったオークスを勝っていますが、

これも、伊藤さんのところで

「走る馬の調教に関わってきた経験」

をしっかりと活かせた結果を言えるでしょう。

ただ昨年の成績は、

勝ち星は一昨年よりも4つ多かったものの、

獲得賞金は、一昨年の4億8022万円より、

およそ8000万円少ない

4億0600万円に終わっていて、

今年も、先週までで、

「21勝・獲得賞金3億4246万円」

と、昨年を大きく下回っています。

ただ今年は、

ダートの交流重賞を中心に使っているメーデイアが、

TCK女王盃、マリーンC、スパーキングレディーC、

レディスプレリュード、JBCレディスクラシックを勝って、

1億4000万円を獲得していますから、

JRAで獲得した賞金と合わせると、

4億8246万円と、

昨年はもちろんのこと、

開業してから最高だった一昨年の数字を上回っています。

とは言え前述した通り、

JRAの成績を踏まえると、

笹田調教師は決して満足はしていないでしょうし、

今年最後の開催で、

「少しでも多くの賞金を稼いでおきたい」

と考えとるのは、まず間違いないでしょう。

したがって、

ミヤビジャスパーは、

決して侮れない1頭やと見ておくべきです。

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