「株式会社ヒルノ」が明日の中京スポーツ杯に出走させる、
ヒルノクオリアについて。
「株式会社ヒルノ」の代表者である蛭川正文さんは、
三重県の桑名市に本社を構えている、
「ヒルカワ金属株式会社」の代表取締役社長を務めております。
そのため、ここでは「株式会社ヒルノ」のことを、
「蛭川オーナー」と記します。
「ヒルカワ金属株式会社」は、
蛭川オーナーが37歳の時に起業したそうで、
それが数年前には「売上高78億円以上」
という素晴らしい数字を残していましたので、
蛭川オーナーのことを、
「非常に優秀な経営者」と見ていますし、
きっと多くの方も同じ意見かと思います。
そしてJRA馬主としての蛭川オーナーは、
キャリアが20年以上となっている大ベテランで、
これまでに80頭近くをお持ちになっていて、
その中の代表的な存在と言えばやはり、
2011年の天皇賞・春を勝つなど、
3億9560万円の賞金を稼いだヒルノダムールです。
ただ、この馬は、2012年の札幌記念に出走した後、
屈腱炎で引退となってしまいましたから、
それ以降の蛭川オーナーは、
「他の馬でしっかり稼ぎたい」
とお考えになっている筈です。
でも、
「株式会社ヒルノ」の名義で走らせている馬達は、
昨年こそ、9勝を上げて1億0527万円の賞金を獲得していますが、
今年に入ってから先週までは、
「5戦0勝」という成績に終わっていて、
ほとんど賞金を獲得できていません。
そこで、私が蛭川オーナーでしたら、
ヒルノクオリアを使う明日の中京スポーツ杯で、
「何が何でも今年の初勝利を上げたい」
と考えて、この馬を預けている昆調教師に、
かなり勝負懸かった指示を出します。
そして
この馬の最終追い切りについての報告も、
「昨日、レースでも乗る四位騎手がCウッドでビッシリ追い、
全体が83秒0、終いがb12秒4という、
今の馬場状態を考えれば十分な時計を出していましたし、
動きそのものが、【全身がバネ】と思えるような力強いものでしたから、
デキの良さには太鼓判を押せます」
という内容でしたから、
好レースが期待できると考えております
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