スプリングSにおいて

「注目すべき存在」と考えているのは、

馬場幸夫オーナーが登録している

アジアアクスプレスです。

馬場オーナーの本業は、

広島市安佐南区にある「馬場眼科」の院長です。

同医院は、白内障、緑内障手術などの入院時のためのベッドを20床近く備え、

「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っている上、

馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっているため、

常に多くの患者が通院しているそうです。

また、同医院は、

土曜日の午後も診療を行なっているそうですから、

近隣の方にとって、

「なくてはならない存在」

と言えるでしょう。

そして、JRA馬主としての馬場オーナーは、

現在、11頭を所有しており、その内、

昨年のユニコーンSを勝ったベストウォーリアや

昨年の朝日杯FSを勝ったアジアエクスプレスなど、

4頭が「外国産馬」です。

ちなみに、ベストウォーリアは、

一昨年の4月にアメリカのフロリダ州で行われた

「OBSスプリングセール」に於いて40万ドル
(当時のレートで約3280万円)、

アジアエクスプレスは、昨年の3月に行われた

「OBSトレーニングセール」に於いて23万ドル
(約2208万円)

で、どちらも「ノーザンファーム」

(名義はエージェントのナーヴィックインターナショナル社)が落札し、

その後、馬場オーナーの所有となっています。

そして、昨年の馬場オーナーは、12勝を上げ、

2億1980万円の賞金を獲得していますが、

その内、

ベストウォーリアとアジアエクスプレスの2頭で、

5勝を上げ、1億4435万円の賞金を獲得したのですから、

当然、馬場オーナーは今後も積極的に外国産馬を所有する筈であり、

4月21日(月)~24日(火)には、

今年の「OBSスプリングセール」が行われますので、

現在は、

「外国産馬の購入資金を確保しておきたい」

と考えていることでしょう。

しかし、今年に入ってからの馬場オーナーの成績は、

「1勝・獲得賞金3829万円」と、

セールでの購入資金を考えると、

明らかに物足りない数字となっています。

そのため、私がオ-ナーの立場でしたら、

1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)

のスプリングSに登録しているアジアエクスプレスで、

「一気に賞金を稼ぎたい」

と考え、この馬を管理している手塚調教師に対して、

「勝負仕上げ」

をお願いするでしょう。

ただ、

今回は、1800mという初めての距離となりますし、

既に賞金的には、皐月賞やNHKマイルCに出られますので、

ここは叩き台に徹してくる可能性も考えられますから、

この馬に関しては最終追い切りの内容を念入りに確認していくなど、

最後まで状況をしっかりと見極めた上で、

馬券としてどう扱うのかを判断したいとは考えております。

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