八木良司オーナーがファルコンSに登録している、

タガノグランパとタガノブルグについて。

八木オーナーの本業は、

京都府の綴喜(つづき)郡井手町に本社がある「八木良建設」の代表で、

栗東トレセンから車で1時間くらいの場所にある

育成施設の「宇治田原優駿ステーブル」と、

生産牧場の「新冠タガノファーム」を持っている

オーナーブリーダーでもあります。

八木オーナーがJRAの馬主資格を取ったのは1989年で、

それからしばらくの間は生産や育成を手掛けていなかったのですが、

タガノテイオーが2000年の朝日杯で

予後不良となってしまったなどがきっかけで、

「自分で生産や育成をやってみたい」

という思いが強くなって、2002年に

「宇治田原優駿ステーブル」を設立して、

次の年に「新冠タガノファーム」を設立したそうです。

そして、最近の八木オーナーは、

「新冠タガノファームの生産馬で重賞を勝つことが目標」

と何度も話しているそうですが、

まだその目標は達成できていませんし、

馬主としての重賞勝ちは、

タガノバスティーユを使った

2006年3月のファルコンSが最後で、

それから今まで

「持ち馬が重賞で79連敗中」

となっています。

ただ、

タガノグランパとタガノブルグのどちらかがファルコンSを勝てば、

まずは重賞の連敗を止められますし、

この2頭はどちらも「新冠タガノファームの生産馬」ですから、

勝てば「生産馬で重賞を」という目標も達成できるのです。

そこで、私が八木オーナーでしたら、

タガノグランパを預けている松田博資調教師と、

タガノブルグを預けている鮫島調教師に対して、

「お釣りを残さないメイチの勝負仕上げ」

をお願いしますので、

実際に厩舎がどう仕上げてくるのかといった、

今後の動きをしっかりと確認してまいりたいと思います。

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