松岡隆雄オーナーが小倉大賞典に出走させる、

サンライズメジャーについて。

松岡オーナーは、山口県下関市に本社を構え、

水産物の輸入販売や、

自社所有の冷蔵倉庫を活かした物流サービスなどを手掛けている、

「株式会社松岡」の代表取締役を務めている方です。

1950年に創業された同社は、

「水産に関する物流事業」と「水産加工品販売」と

「水産品の輸出入及び販売」を主な業務としており、

現在では、本社のほかに支店を、東京・大阪・福岡に持ち、

物流センターを、神奈川・千葉・大阪・山口・福岡に持っています。

更に、高知県には、「サンライズファーム養殖場」

という自社の養殖場を持ち、そこでは、

「ブリ」と「クロマグロ」の養殖も行っております。

このように事業規模を拡大している同社の業績は、

「2013年1月期」の売上高が314億円と、

「2012年1月期」と比べて、11億円も増えておりますので、

その経営者である松岡オーナーが、間違いなく

「腕利きの経営者」である事は間違いないでしょう。

そしてJRA馬主としての松岡オーナーは、

2003年頃から個人名義で馬を走らせておりまして、

これまでの主な所有馬としては、

2005年の産経大阪杯と毎日王冠を制したサンライズペガサスや、

2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、

2007年のセントウルSを含む重賞3勝を上げたサンアディユや、

2008年と2009年の中山大障害を連覇した

キングジョイなどが挙げられます。

また、松岡オーナーが、

これまでに最も多くの賞金を獲得したのは、

サンライズバッカスがフェブラリーSを、

サンアディユがセントウルS、アイビスSD、

京阪杯を制するなど重賞で6勝を上げた2007年で、

その年は8億8262万円の賞金を獲得しておりました。

しかし、過去5年の松岡オーナーは、

2009年→獲得賞金6億6116万円
2010年→獲得賞金5億8709万円
2011年→獲得賞金4億9870万円
2012年→獲得賞金4億6331万円
2013年→獲得賞金4億5471万円

と、年々獲得賞金が下がり続けていますから、

今年の松岡オーナーは、

「今年は、最低でも前年の賞金額を上回りたい」

と考えていることでしょう。

それに、今回は、

山口県下関市にある松岡オーナーの本業の拠点から、

車だと40分ほどで行ける「完全なお膝元」

と言える小倉の重賞となる訳ですから、

「何としてでも勝ちたい」という思いを抱いている筈です。

また、松岡オーナーは、

昨年の7月27日(土)から9月1日(日)まで行われた

「夏の小倉開催」では、延べ34回出走させたものの、

その中で「お膝元での勝利」を飾れたのは、

サンライズピークを出走させた8月4日(日)の足立山特別と、

ドリームコンサートを出走させた8月25日(日)の

3歳上500万下の2戦に留まっておりました。

そのため、私は松岡オーナーが、

今回の小倉開催に対しては、

「1つでも多く勝ちたい」と考えていた筈ですが、

先週までの2週で11回出走させているものの

フォローハートを出走させた2月15日(土)の

3歳未勝利の1戦となっていますので、

サンライズメジャーを管理する中村調教師に対し、

かなり勝負懸かった指示を出している可能性が十分にあります。

実際、最終追い切りの内容についても、

「1週前の13日(木)は、坂路でビッシリと追って、
全体が52秒1、終い12秒5を出していましたし、、
今朝は、同じ坂路で、全体が52秒8、終い
12秒8を持ったままでマークしていました。
今朝の追い切りでは、時計以上のスピードを
感じさせるいい動きを見せていましたし、
中村師がキッチリと仕上げてきたと判断していいでしょう」

という見込み通りと思えるものでしたから、

サンライズメジャーがいいレースをして、

松岡オーナーを喜ばせそうです。

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