小林百太郎オーナーがフェブラリーSに出走させる、

ニホンピロアワーズについて。

小林オーナーは大阪の堺市に本社を構え、

工業用のピローブロック(転がり式軸受ユニット)のトップメーカーとして、

海外でも高い評価を受けている

「日本ピローブロック株式会社」の創業者で、

現在も同社の名誉会長を務められている方です。

「日本ピローブロック株式会社」は、

1950年に創業してから、

1957年→「日本ピローブロック製造株式会社」に名称変更

1966年→JIS規格表示工場の許可を取得、
通産大臣より輸出貢献企業認定を受ける

1969年→販売部門を分離し、
「日本ピローブロック販売株式会社」を設立

1982年→米国現地法人を設立

1992年→中国現地法人を設立

2000年→ISO9002認定取得(2003年、ISO9001認定)

2004年→製造会社と販売会社を合併し、
現在の「日本ピローブロック株式会社」となる

と、順調に規模を拡大させており、現在では、

標準的なベアリングだけで700種類以上、

ハウジングも300種類以上の商品を取り揃え、

これらの組み合わせによって構築できる何千種類ものピローブロックが、

日本国内だけではなく、

海外の産業発展にも多大な貢献を果たしているとのことです。

よって、

私はその創業者である小林オーナーは、

「経済界で大いに尊敬されるべき人物」

であると思っております。

また、経済界だけではなく、

競馬界に於いても小林オーナーは、

「誰もが認める有力者」と言えます。

何しろ小林オーナーは、

馬主としてのキャリアが優に30年を超えているベテランで、

1984年のマイルCS、1985年の安田記念と

マイルCSを勝ったニホンピロウイナーを筆頭に、

これまで多くの持ち馬で重賞レースを勝っている上、

少し前には、阪神馬主協会の会長も務めていたのですから。

そして、一昨年の小林オーナーは、

ニホンピロアワーズがジャパンCダートを勝つなど、

2億0992万円の賞金を稼いでおりましたが、

昨年は、ニホンピロアワーズで平安Sを勝ったものの、

前年より8528万円も少ない

1億2464万円まで賞金が減っております。

よって、今年は小林オーナーが、

「最低でも昨年以上の成績を残したい」と考えている筈ですが、

現在17頭の所有馬の内、

これまで5億3186万円の賞金を獲得している

「ダントツの稼ぎ頭」のニホンピロアワーズ以外の馬の成績は、

昨年の秋明菊賞をニホンピロアンバーが勝ってから、

「15連敗中」となっているため、

間違いなく小林オーナーは、

「他の馬が勝てていない分をニホンピロアワーズで勝っておきたい」

と考えている筈です。

よって、1着賞金9400万円
(馬主の取り分は8割の7520万円)の

フェブラリーSに登録しているニホンピロアワーズについては、

オーナーがこの馬を管理している大橋調教師に対して、

メイチの勝負仕上げの指示をしている可能性が高い

と見ておりました。

最終追い切りでは

「昨日、Cウッドで、レースで乗る酒井騎手が乗って、
全体が81秒0、終い12秒2をマークしていました。
今回は、馬なりでしたけど、時計以上にスピードを感じましたし、
この馬特有のダイナミックなフットワークで、
とてもいい動きだったと思います。これなら、
この前の東海Sを勝った時と同じように、
力を出し切れる状態に仕上がったと判断していいでしょう」

という、

「見込みは正しかった」と確信できるものでしたから、

馬券に絡んで切る可能性は大いにありそうです。

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