国本哲秀オーナーが登録している
ショウナンワダチについて。
「ショウナン」の冠名でお馴染みの国本オーナーは、
「株式会社シナテック」の代表取締役社長を務めております。
１９９１年頃からＪＲＡで馬を走らせている国本オーナーは、
これまでに２００頭近くを所有しており、
過去の代表的な存在としては、
２００２年の高松宮記念、スワンＳ、
２００３年の阪急杯を制したショウナンカンプや、
２００４年の阪神ＪＦを制したショウナンパントルや、
２００５年の新潟２歳Ｓを制したショウナンタキオンや、
２００８年の共同通信杯を制したショウナンアルバなどが挙げられ、
最近の主な存在としては、
２０１２年の産経大阪杯を制し、
同年の宝塚記念で３着、
昨年の安田記念で２着に入った
ショウナンマイティなどが挙げられるでしょう。
２００２年の国本オーナーは、
重賞２勝を上げたショウナンカンプなどの活躍によって、
３億３５７２万円の賞金を獲得しており、一昨年は、
それとほぼ同額となる３億３２８４万円の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年の国本オーナーは、
これまで２億８０９４万円の賞金を獲得している
「稼ぎ頭」のショウナンマイティが、
賞金の高い重賞で「２着２回、３着１回」と、
惜しくも勝てなかったことなどにより、
獲得賞金が「３億１６７２万円」と、
前年よりも少ない数字に留まってしまった上、
今年に入ってから先週までも、
ショウナンパンドラで制した３歳未勝利、
ショウナンバーキンで制した４歳上５００万下と、
賞金の低い平場しか勝てておりません。
そのため、今後は国本オーナーが
賞金の高いレースを勝つことに
全力を注いでくると見ておくべきでしょう。
そして今週は、１着賞金３７００万円
（馬主の取り分は８割の２９６０万円）の
共同通信杯にショウナンワダチを登録してきましたので、
この馬を管理している大竹調教師に対しては、
国本オーナーが
「メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高い」
と判断しております。
また、国本オーナーは、１７日（月）の東京新聞杯にも、
「稼ぎ頭」のショウナンマイティを登録しておりますので、
こちらも出走してきた場合には、
「勝負懸かり」だと考えておくべきでしょう。
これらの理由から、
共同通信杯ではショウナンワダチ、
東京新聞杯ではショウナンマイティの
上位入線を期待しています。
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