一口馬主クラブの「社台レースホース」が

東京新聞杯に出走させる、

エキストラエンドとエールブリーズについて。

「社台レースホース」は、誰もが認める

「最大手の一口馬主クラブ」であり、

現在、クラブの代表を務めている吉田晴哉氏は、

社台グループの創業者である吉田善哉氏のご子息で、

社台ファームの代表・吉田照哉氏と

ノーザンファームの代表・吉田勝己氏の弟さんです。

そして、昨年の同クラブは、

グレープブランデーで制したフェブラリーSなど、

重賞8勝を含む111勝を上げ、

23億7888万円の賞金を獲得しており、

「重賞9勝を含む100勝・獲得賞金

23億2566万円」だった前年より、

勝利数と獲得賞金でどちらも上回っていますが、

昨年の馬主リーディング1位となったのは、

フェノーメノで制した天皇賞・春や、

ジェンティルドンナで制したジャパンCなど重賞を6勝し、

獲得賞金を26億5053万円とした

「サンデーレーシング」でした。

よって、今年は「社台レースホース」の関係者達が、

「何としてもサンデーレーシングに勝ちたい」

と考えている筈で、実際に先週までの

「JRA馬主リーディング」は、

1位「社台レースホース」→17勝・獲得賞金2億6249万円
2位「キャロットファーム」→11勝・獲得賞金1億8218万円
3位「サンデーレーシング」→5勝・獲得賞金1億7530万円

と、同リーディングを独走している状況です。

ただ、同クラブは、昨年、5月10日(金)に

計86頭の「2013年度募集馬リスト」を発表し、

出資を受け付けていますが、

既に満口となっているのは、

クラシック3冠馬のオルフェーヴルの全弟にあたる

「オリエンタルアートの2012」(牡・父ステイゴールド)

などの70頭で、募集中止となった1頭を除く

残りの15頭は、現在も出資を受け付けています。

よって、現在、クラブの関係者達は、

「できるだけ早く全ての馬を満口にするためにも、
過去の募集馬を重賞で活躍させて、
【やはり社台レースホースの馬は走る】
という印象を強く与えたい」

と考えている筈です。

そこで、

エキストラエンドとエールブリーズの

2頭出しで臨む東京新聞杯は、明らかに、

「社台レースホース」が勝負を懸けてきたと考えられますので、

同クラブの関係者の立場であれば、

前者を管理している角居調教師と、

後者を管理している鮫島調教師に対して、

かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。

また、

最終追い切りについての報告も、

・エキストラエンド
「レースでも乗るクリスチャン・デムーロ騎手がCウッドに入れて、
全体が64秒3、終い1ハロン12秒1をマーク。
ラキシスとレッドサクセサーとの3頭併せだったけど、
最後の直線で鞍上のゴーサインが出ると、
2頭を一気に突き放し、4馬身の差を付けていたように、
文句なしのデキに仕上がったといえます」

・エールブリーズ
「昨日、栗東坂路で一杯に追われて、全体が53秒9、
終いを13秒3という時計でまとめていました。
雪で渋った馬場だったけど、2秒1先行していた
たタツパーシヴに最後はコンマ7秒差を付けたように、
状態の良さがハッキリと分かるものだったから、
ここに向けて鮫島君が念入りに仕上げてきたと
判断してううでしょう」

という私の見込み通りのものでしたから、

どちらも買い目の中でどのように扱うかを

最後まで慎重に検討するべきでしょう。

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