京成杯に登録している、

プレイアンドリアルとマイネグレヴィルについて。

プレイアンドリアルは岡田繁幸オーナーの所有馬で、

マイネグレヴィルは、一口馬主クラブ

「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の所属馬です。

「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の

代表を務めている岡田紘和氏は、

同クラブの創設者である岡田繁幸オーナーのご子息ですから、

京成杯に登録しているプレイアンドリアルと

マイネグレヴィルは、「実質的に2頭出し」と考え、

実際にどんな思惑が込められているのかを、

最後まで念入りに見極める必要があるでしょう。

「ラフィアン」の歴史を振り返っておきますと、

2007年の同クラブは、

「重賞3勝を含む105勝・獲得賞金19億9072万円」

という過去最高の成績を残しており、

2008年も、

「重賞7勝を含む77勝・獲得賞金19億6665万円」

という素晴らしい成績を残していましたが、

それ以降は、

2009年→63勝・獲得賞金14億4970万円
2010年→63勝・獲得賞金14億1924万円
2011年→61勝・獲得賞金13億5233万円
2012年→77勝・獲得賞金13億6541万円
2013年→65勝・獲得賞金15億2645万円

と、2007年や2008年と比べて

獲得賞金が大幅に減っていますので、

今年はクラブの関係者達が、

「以前のような好成績を残したい」

と考えている可能性が高いと見ておくべきでしょう。

また、ここ何年かの状況が影響しているのか、

「第1次募集」と「第2次募集」を合わせて、

「ラフィアン」が発表している

「現2歳世代の募集馬」は全部で74頭いますが、

これらの内、既に満口となっているのは14頭のみで、

募集中止となった4頭を除く残りの56頭は、

現在も出資を受け付けており、

その締め切りが1月31日(金)となっております。

そこで、私が「ラフィアン」の関係者であれば、

「過去の募集馬を重賞で活躍させてクラブの知名度を高め、
駆け込み出資の増加に繋げたい」

と考えますし、

まだ満口になっていない募集馬の中には、

成杯に登録しているマイネグレヴィルの半弟で、

父がバトルプランに変わった

「マイネポリーヌの2012」がいますので、

マイネグレヴィルが京成杯で上位に入れば、

半弟に対する出資希望が増えて、

それがクラブに売り上げの増加をもたらすのは間違いありません。

なお

岡田繁幸オーナーが「ラフィアン」の創設者であるのは、

一般競馬ファンでもよく知っていることですから、

その個人所有馬であるプレイアンドリアルが

京成杯で上位に入った場合も、

「ラフィアン」への出資を検討している顧客層に、

「関係者の相馬眼の確かさ」をアピールでき、

クラブにとっては追い風となることでしょう。

よって私は、マイネグレヴィルと

プレイアンドリアルのどちらも

「ほぼ間違いなく勝負懸かり」

と考えております。

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