「シルクホースクラブ」がフェアリーSに出走させる、

エクセレントビューについて。

一口馬主クラブの「シルク」は、

福島県福島市に本社を構え、

電子機器の組み立てや加工などを手掛けている

「月電工業株式会社」の関連会社です。

同社の代表取締役会長を務めている伊東純一氏は、

「グラス」の冠名を使用している法人馬主

「半沢有限会社」の代表でもありますので、

「シルク」の馬と「グラス」の馬が

同じレースに出走してくる場合は、

「実質的に2頭出し」と考え、

「どちらが勝負懸かりなのか」

を慎重に検討するべきですが、

フェアリーSに「グラス」の馬は登録しておりませんので、

「今回は純粋にクラブとして勝ちにきた」

と判断できます。

昨年の同クラブは、

「現2歳世代の募集馬」について、

全部で58頭いる募集馬の内、

既に満口となっているのは、

ディープインパクトの妹で父がキングカメハメハに変わった

「ウインドインハーヘアの2012」や、

2000年のオークスを制した

「シルクプリマドンナの2012」など、

募集中止となった2頭を除く16頭のみで、

残りの40頭は現在も募集を受け付けております。

よって、

現在、クラブの関係者達が、

「過去の募集馬を重賞で活躍させて、
少しでも多くの馬を満口にしたい」

と考えているのは間違いないでしょう。

また、一昨年の「シルク」は、

ローブティサージュで制した阪神ジュベナイルFなど、

重賞3勝を含む40勝を上げ、

7億9931万円の賞金を獲得しておりましたが、

昨年は前年を上回る48勝を上げ、

8億1700万円の賞金を獲得したものの、

重賞では、ローズSでシャトーブランシュが

2着に入ったのが最高で、

「29戦0勝」という結果に終わっております。

そのため、このままですと、

出資を検討している方に対して、

「シルクの馬は大きなレースを勝てない」

という印象を与えてしまう可能性がありますので、

クラブの関係者が、

「一刻も早く重賞の連敗を止めたい」

と考えているのは間違いありません。

よって、フェアリーSに出走させる

エクセレントビューについては、

クラブの関係者から、

この馬を管理している高柳調教師に対し、

メイチの勝負仕上げの指示

が出ている可能性が高いと見ておくべきでしょう。

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