「サラブレッドクラブ・ラフィアン」が

京都金杯に登録(中山金杯にも登録)している、

マイネルラクリマについて。

「ラフィアン」は、

「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーが

1986年に設立した一口馬主クラブで、

現在は繁幸オーナーのご子息である

岡田紘和氏が代表を務めています。

最近の主な存在としては、

2009年の天皇賞・春、

2010年の日経賞、

2011年のステイヤーズSなどを制した

マイネルキッツや、

2010年の新潟2歳S、

2012年の府中牝馬S、

2013年の中山牝馬Sを制した

マイネイサベルや、

2013年のNHKマイルCを制した

マイネルホウオウ

といった名前が挙げられます。

そして、

最近の同クラブに於ける「稼ぎ頭」は、

ただいま記した通り、

重賞を3勝しているマイネイサベルでしたが、

この馬は、12月21日(土)に登録を抹消され、

新冠の「ビッグレッドファーム明和」で

繁殖入りすることとなりました。

よって、

現在はクラブの関係者全員が、

「マイネイサベルの分を他の馬でカバーしたい」

と強く望んでいることでしょう。

ただ、

「ラフィアン」の現役馬141頭の内、

最も多くの賞金を獲得しているのは、

障害戦で実績を残しているマイネルネオスですが、

この馬は、2011年の中山グランドジャンプを制してから現在まで、

2年半近くも勝利から遠ざかっている上、

年が明けると11歳という年齢から、

今後、一気に復調する可能性は低いと考えられます。

そのため、現在のクラブにとって

「実質的な稼ぎ頭」は、

2012年の京都金杯と

2013年の七夕賞を制しており、

2013年も、小倉記念で3着、

福島記念で2着など、

コンスタントに重賞で上位に食い込み、

これまでに2億2481万円の賞金を獲得している

マイネルラクリマであり、

今回は、この馬を1着賞金

4000万円の京都金杯に登録してきましたので、

「明らかに勝負懸かり」

だと判断するべきでしょう。

尚且つ、同クラブが発表した

「2013年度の募集馬」
(2014年の2歳世代)は、

全部で74頭いますがそれらの内、

既に満口となっているのは13頭のみで、

「募集中止」となった3頭を除く残りの58頭は、

現在も出資を受け付けております。

そしてこれらの募集は、

2014年の1月31日(金)まで

行うこととなっておりますので、

マイネルラクリマが京都金杯を勝てば、

出資を検討している顧客層に対して、

「ラフィアンの募集馬は走る」

という印象を強く与えることができ、

それが「駆け込み需要の増加」

に繋がるのは間違いありません。

これらの理由から、この馬を、

「人気の有無に関わらず注目すべき存在」

と見込んでおります。

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