イギリスのエドワード・ダンロップ調教師が

ジャパンCに使ってくる、

ジョシュアツリーについて。

エドワード・ダンロップ調教師は、

2010年と2011年のエリザベス女王杯を勝った

スノーフェアリーを管理していたことで知られていますが、

ジャパンCにもこれまでに

ウィジャボードで2回挑戦していて、

2005年がアルカセットの5着、

次の年がディープインパクトの3着と、

勝つことはできませんでしたけど、

いい競馬をしていましたね。

また、彼のお父さんは、

イギリスのダービーを勝ったシャーリーハイツ、

エルハーブなど、数多くの重賞勝ち馬を育て上げ、

通算3000勝を超える勝ち鞍を上げた

ジョン・ダンロップ調教師です。

ちなみにお父さんは、

管理していた馬でジャパンCに5回挑戦していて、

1987年のムーンマッドネスの5着が最高でした。

エドワード・ダンロップ調教師は、

先ほど名前を挙げたスノーフェアリーやウィジャボードなどで、

これまでに7つの国でGIを勝っているように、

環境の違う国で馬を仕上げる技術は長けていると言え、

実際、

今年の4月から管理しているジョシュアツリーでも、

先月の27日(日)にカナダのウッドバイン競馬場で行われた

カナディアン国際Sを勝っています。

そのジョシュアツリーは、11月14日(木)の9時半頃、

成田空港に到着し、正午前には、

白井市の「競馬学校国際厩舎」に到着しました。

イギリスからアムステルダム経由で

28時間の輸送だったようですが、

輸送に慣れているせいか、

環境の変化に戸惑うこともなく、

飼い葉をしっかりと食べていたそうですから、

体調に関して特に不安なところはなさそうですね。

前述した通り、ジョシュアツリーは、

カナディアン国際Sを使ったばかりですので、

それほど強い調教は必要ないでしょうし、

東京に移動してから行なう最終追い切りで

ほぼ完璧に仕上がると見て問題ないと思いますね。

聞くところによると、元々は、

来月の香港ヴァーズに向かう予定だったそうですが、

その予定を切り替えてジャパンCに臨んできた点を踏まえると、

ダンロップ調教師が、

「スノーフェアリーやウィジャボードと同じように、
日本のレースでもやれる」

と判断した可能性は高いと見ています。

よって、このジョシュアツリーについては、

人気のあるなしに関わらず、

最後まで動向を見守る必要があると思います。

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