「有限会社ターフ・スポート」がみやこSに登録している

インカンテーションについて。

この馬を所有しているクラブ法人「有限会社ターフ・スポート」は、

愛馬法人会・「株式会社ターファイトクラブ」が

出資者を募集している一口馬主クラブですから、

ここでは「ターフ・スポート」を

「ターファイトクラブ」と書かせていただきます。

「ターファイトクラブ」は、

全部で44の生産牧場が共同で運営しているクラブで、

株主として経営に参加していて、

生産馬をクラブに提供している牧場の中には、

ホクトベガ、マックスビューティを生産した酒井牧場や、

ノースフライトを生産した大北牧場や、

ジョーカプチーノを生産したハッピーネモファームなど、

実績のある牧場が名を連ねています。

「生産者直結のクラブ」ということで、

「安い価格でいい馬を持ちたい」

と考えているファンには昔から根強い人気を誇っており、

過去の代表的な存在には、

2002年の京成杯を勝ったローマンエンパイアや、

2006年の函館スプリントSを勝ったビーナスラインや、

今年の阪神牝馬Sを勝ったサウンドオブハートと、

レパードSを勝ったインカンテーションが上げられます。

そして、

「ターファイトクラブ」が昨年から出資を受け付けている、

「現2歳世代」と「現1歳世代」の募集馬は、

現2歳世代→3頭に対する出資を受け付け中
現1歳世代→18頭に対する出資を受け付け中

という状況でして、

特に現2歳世代に関しては、

6月に新馬戦が始まってから、

もう2ヶ月も経っているにも関わらず、

まだ満口となっておりません。

また同クラブでは、

「1歳馬3頭の追加募集」、
「当歳馬13頭の募集」

をスタートさせていますので、

恐らく今の「ターファイトクラブ」の関係者達は、

「少しでも多くの馬を満口にしたい」

と考え、そのためにも、

「過去の募集馬を注目度の高い重賞で活躍させて、
クラブの知名度を上げたい」

という思惑を持っている筈です。

ただ同クラブは、

重賞1勝を含む6勝を上げ、

1億7261万円の賞金を獲得し、

クラブの「稼ぎ頭」だったサウンドオブハートが、

ヴィクトリアマイルのレース後に故障が判明し、

引退・繁殖入りとなりましたので、

現在はクラブの関係者全員が、

「他の馬に活躍してもらいたい」

と考えているのは間違いありません。

その為、サウンドオブハートが引退した今、

現役40頭の中で、レパードSを勝つなど

7702万円を上げているインカンテーションは

「稼ぎ頭」となりますから、恐らく、

関係者達の期待は一番大きいでしょうし、

実際、今週はみやこSにを登録してきたことを踏まえると、

これは明らかに「勝負懸かり」だと見るべきでしょう。

何しろ、インカンテーションがここを勝てば、

現在出資を検討している方に対して、

「ターファイトクラブの馬は走る」

という強い印象を与えることができるのですから。

よって、

管理している羽月調教師に対し、

「何が何でも勝たせて下さい」

という指示が出ている可能性が高い

と見ていたところ、

「毛ヅヤの良さや馬体のハリは抜群で、
デキに関してはここ最近では一番と言える」

との事だったので、ここでいいレースをして、

クラブの関係者達を喜ばせる可能性が十分にある

と、判断して良さそうです。

最後まで情報を精査し、予想に反映させて頂きますので

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