相沢調教師天皇賞・秋に登録している、

ヴェルデグリーンについて。

相沢師は、1999年の札幌3歳Sを勝った
マイネルコンドルや、

2001年のマイラーズCを含む
重賞4勝を上げたジョウテンブレーヴや、

2010年のエルムSを勝った
クリールパッションや、

2005年のスプリングSと
2010年の福島記念を勝った
ダンスインザモアなどの

重賞勝ち馬を育てています。

ここ最近では

2009年→17勝・3億2400万円獲得
2010年→18勝・3億5220万円獲得
2011年→19勝・2億9036万円獲得
2012年→29勝・5億3139万円獲得

と、安定した成績を残しており、

特に、昨年はこれまでで最高となる成績を上げ、

厩舎を開業してから初めて、

優秀調教師賞をもらっています。

また、今年に入ってからも、

厩舎は昨年の勢いを保っていて、

グランドシチーで勝ったマーチSや、

ヴェルデグリーンで勝ったオールカマーなど、

先週までに「22勝・5億0990万円獲得」と、

昨年の成績も上回ることが確実となっていますから、

「ヴェルデグリーンを出す天皇賞・秋で決めたい」

という思いは強い筈です。

しかも、

この天皇賞・秋を勝てば、

ウメノファイバーで勝った1999年のオークスから、

15年振りのGIとなる訳ですから、

その思いは尚更でしょう。

そこで相沢師が

ヴェルデグリーンをどのように仕上げてくるのか、

中間の様子を念入りに確認しましたが、

ウッドでの追い切りでは、

セイカプレストをコンマ5秒ほど前に行かせて、

それを追い掛ける内容で、

直線で馬体を併せると、

あっという間に突き放し楽々と先着する抜群の動きを見せ、

時計も全体で67秒6、

終い13秒0をマークしていました。

今回の動きを見る限り、

この前のオールカマーの時よりも、

更に良くなっていると感じますし、

ほぼ完璧な状態に仕上がったと判断できます。

それに、このヴェルデグリーンは、

相沢師が初めて重賞を勝ち、

GIも勝たせてくれた

ウメノファイバーの孫となる訳ですから、

「この馬でGIを勝ちたい」

と考えているでしょうし、

この状態であれば、

今回もこの前のオールカマーの時にように

いい競馬ができる可能性は高いと思います。

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