佐々木完二オーナーが

京成杯オータムHに登録している、

インパルスヒーローについて。

佐々木オーナーは東京都板橋区に本社を構え、

印刷物の企画・制作を手掛ける

「株式会社コイシカワ」

の代表取締役社長を務めており、

同社の取引先には、

「株式会社電通」
「株式会社博報堂」

といった大手広告代理店や、

最高裁判所、東京都庁といった官公庁や、

「サトノ」の冠名でお馴染みの

里見治オーナーが会長兼社長を務める

「セガサミーホールディングス株式会社」や、

山本英俊オーナーが会長を務めている

「フィールズ株式会社」など、

大物馬主達が経営する企業なども名を連ねています。

また、

同社の株主には、

里見オーナーが会長を務めている

「サミー株式会社」が入っていることからも、

佐々木オーナーと里見オーナーは、

馬主としてだけではなく、

ビジネスパートナーとしても

非常に良い関係を築いているのでしょう。

馬主としての佐々木オーナーは、

2008年から持ち馬を走らせていて、

5年目となる今年は、

ファルコンSをインパルスヒーローで勝ち

初めての重賞勝ちを収め、

先週までに4勝を上げ、

1億0956万円を獲得しています。

ただ、

2008年から2010年は、

出走回数が少ないこともあって1勝もできておらず、

2011年と2012年は、

ともに2勝に留まっていて、

今年の賞金を合わせても、

これまでに獲得した全ての賞金が

1億6265万円という状況ですので、

佐々木オーナーが、

「持ち馬にはもっと多くの賞金を稼いでもらいたい」

という思いを強く抱いていることでしょう。

何しろ佐々木オーナーは、

持ち馬を走らせ始めた次の年から、

セールで積極的に馬を購入しており、

2009年
「HBAトレーニングセール」
→120万円を使って1頭を購入

「セレクトセール」
→2億4700万円を使って計8頭を購入

2010年
「JRAブリーズアップセール」
→900万円を使って1頭を購入

2011年
「セレクトセール」
→4300万円を使って計2頭を購入

2012年
「セレクトセール」
→3100万円を使って1頭を購入

2013年
「千葉サラブレッドセール」
→1900万円を使って1頭を購入

「セレクトセール」
→4500万円を使って計2頭を購入

と、これまでに獲得した賞金を大幅に上回る

総額3億9520万円を使っているのですから。

よって、

「少しでも多くの賞金を稼ぎ、
セールで使った資金をなるべく早く回収しておきたい」

と考えている筈ですので

1着賞金3800万円
(馬主の取り分は8割の3040万円)

の京成杯オータムHに登録しているインパルスヒーローは、

「明らかに勝負懸かり」

だと判断するべきでしょう。

その為、

佐々木オーナーから、

この馬を管理している国枝調教師に対しては、

「勝負仕上げの指示が出ている」

と見ていいかもしれません。

馬券に絡んで切る可能性は大いにありそうです。

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