今西和雄オーナーが釜山Sに使う、

アップトゥデイトについて。

今西オーナーは引越業で

業界トップクラスのシェアを誇る

「アートコーポレーション株式会社」

の筆頭専務取締役や、同社の傘下である

「フットワークインターナショナル株式会社」

の代表取締役を務めています。

今西オーナーが、

「アートコーポレーション株式会社」

に入社したのは1983年のことで、

その頃の同社は、

代表取締役社長の寺田千代乃氏が、

引越事業を始めた女性社長ということで

話題になり始めていました。

そして、

寺田氏が大阪毎日放送のラジオ番組

「ごめんやす馬場章夫です」

の電話取材を受けたことや、

大々的にテレビCMを打ったことをきっかけに、

電話がパンクするほど鳴り、

引き受けきれないほどの依頼が殺到したそうです。

このことで同社は、

人手が足りない状況になったため、

スポーツ紙にドライバー募集の求人広告を掲載し、

それを見て入社したのが、

元は魚屋に務めていた今西オーナーです。

同社は、今西オーナーなどの活躍により

その状況を無事に乗り切ることができ、

1982年は4000万円だった売り上げを、

設立して7年目の1984年には、

一気に100億円まで伸ばしました。

その後も同社は、順調に成長を続け、

2012年度9月期には、

連結で758億6500万円

という売上高を記録するまでの大企業となり、

今西オーナーも、

代表取締役会長の寺田寿男氏と

代表取締役社長の寺田千代乃氏を支え、

順調に出世し、今では社内ナンバー3

にまで上り詰めたことからも分かるように、

「引越業が今西オーナーの天職だった」

と言えるでしょう。

尚、今西オーナーがJRAで所有馬を走らせ始めたのは、

2007年からですが、

馬主免許を取得したのは、

「アートコーポレーション株式会社」

の代表取締役社長である寺田千代乃氏が、

「ディア」の冠名で

持ち馬を走らせていることが

きっかけの一つとなったのかもしれません。

そして、今西オーナーは、

これまでに7頭を所有しており、

昨年は「3勝・獲得賞金2380万円」

という成績でしたが、

今年に入ってから、先週までは、

「1勝・獲得賞金1234万円」と、

このままのペースであれば、

昨年の成績を下回るのが確実な状況です。

しかし、

1着賞金1740万円
(馬主の取り分は8割の1392万円)の

釜山Sをアップトゥデイトで勝てば、

一気に昨年の成績を上回ることができるのですから、

今西オーナーが、

この馬を預けている佐々木調教師に対して、

【メイチの勝負仕上げ】

を依頼したのは間違いないでしょう。

また、

アップトゥデイトは2歳の時に、

兵庫ジュニアグランプリで2着、

全日本2歳優駿で3着に入ったように、

地方交流重賞では、

あと少しで勝てるところまで来ていたのですから、

調教の様子を踏まえますと、

今西オーナーを喜ばせる可能性が高いと見ても良さそうです。

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