神田紘爾オーナーがエリザベス女王杯に登録している、
アスカビレンについて。
神田オーナーは、「小椋佳」という名前で活躍しているシンガーソングライターです。
神田オーナーが、「小椋佳」として過去に残している主な実績としては、
1975年→作詞作曲を手掛けた「シクラメンのかほり」(歌・布施明)が「日本レコード大賞」を受賞
1983年→作詞作曲を手掛けた「夢芝居」(歌・梅沢富美男)が「日本レコード大賞作詞賞」を受賞
1986年→故・美空ひばりさんの代表曲の一つ、「愛燦燦」の作詞作曲を手掛ける
などが挙げられるでしょう。
そして、現在も全国各地でコンサートツアーを行っていて、今後の公演スケジュールは、
□2016年
11月12日(土)→東京都大田区の「大田区民ホール・アプリコ」
□2017年
1月7日(土)→京都府京都市左京区の「ロームシアター京都メインホール」
1月8日(日)→和歌山県和歌山市の「和歌山市民会館・大ホール」
1月14日(土)→山口県宇部市の「渡辺翁記念会館」
といった形で精力的に活動する予定となっております。
ちなみに、1967年に東京大学の法学部を卒業している神田オーナーは、
同年に「第一勧業銀行」(現みずほ銀行)に入行しており、それ以降は、
「証券部の証券企画次長」、「浜松支店の支店長」などを歴任し、
1993年に同行を退職するまでは、
「シンガーソングライターと銀行員」という二足のわらじを履いておりました。
なお、馬主としての神田オーナーは、2000年から馬を走らせており、
現在の所有馬は、アスカビレン1頭となっております。
そして、神田オーナーは、一度に所有する頭数があまり多くないため、
まだ重賞を勝てておりませんが、馬主としてのキャリアが既に15年を超えていますから、
今は「そろそろ勝ちたい」という思いを抱いている筈です。
そして今週は、エリザベス女王杯にアスカビレンを登録しておりますので、
神田オーナーが、「初の重賞勝ちをGIで飾りたい」と考え、
この馬を管理している中尾調教師に対して、
お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを
依頼している可能性が極めて高いと判断するべきでしょう。
最終追い切りについての報告が、
「今朝、レースでも乗る予定の松田騎手が坂路に入れて、
4Fが52秒9、終いの1Fが12秒5という時計を出し
ておりました。馬場が渋っていたので、全体の時計はそん
なに早いものではありませんでしたが、終いを強めに終わ
れると、力強い脚捌きでグングン加速していましたし、追
い切った後もどっしりと落ち着いておりましたから、力を
出し切れるデキに仕上がっているでしょう」
という内容でしたから、
上位に食い込んでくる可能性が十分にある筈です。