里見治オーナーが関屋記念に登録している、

サトノギャラントについて。

里見オーナは、「セガサミーホールディングス株式会社」

の代表取締役会長兼社長を務めています。

東京都港区東新橋に本社を構えている同社は、

パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、

ゲームソフトの開発・販売を手掛け、

アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、

2016年3月期に於けるグループ全体の売上高は、

「3479億8100万円」という素晴らしい数字を記録しております。

したがって、同社を率いている里見オーナーのことは、

誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。

そして馬主としての里見オーナーは、1992年からJRAで馬を走らせ始めており、

これまでの代表的な存在としては、2014年の日経新春杯など重賞4勝のサトノノブレスや、




昨年の弥生賞など重賞3勝のサトノクラウンといった名前が挙げられます。

昨年までの3年間は、

2013年→31勝・獲得賞金6億1313万円(馬主の取り分は8割の4億9050万円)
2014年→35勝・獲得賞金7億7957万年(同6億2365万円)
2015年→39勝・獲得賞金9億1040万円(同7億2832万円)

という右肩上がりの成績を残し、昨年は、勝ち星と賞金のどちらも過去最高となっておりました。

そして、今年の里見オーナーは、サトノクラウンを出走させた京都記念、

サトノノブレスを出走させた中日新聞杯と鳴尾記念、

サトノダイヤモンドを出走させたきさらぎ賞、

サトノアラジンを出走させた京王杯SCと、

全部で重賞5勝を含め、先週までに「23勝・獲得賞金6億55588万円」と、

昨年とほぼ同じペースで勝ち星と賞金を積み重ねております。

また、里見オーナーは、毎年、積極的に「競走馬セール」に参加しており、今年も、

□4月26日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」
1頭を648万円で落札

□5月16日(月)に行われた「千葉サラブレットセール」
1頭を2484万円で落札

□7月11日(月)~12日(日)に行われた「セレクトセール」
計13頭を総額14億3316万円で落札

□7月19日(火)に行われた「HBAセレクションセール」
1頭を4212万円で落札

と、この4セールだけで計16頭を総額15億0660万円で落札しております。

そのため、「JRAブリーズアップセール」が終わってから先週までの里見オーナーは、

「セールで使った資金を所有馬の賞金で回収したい」と考えていた筈ですが、

その期間の成績は、「16勝・獲得賞金3億6585万円」(馬主の取り分は8割の2億9268万円)と、

セールで使った資金の5分の1ほどしか回収できておりません。

よって、現在は里見オーナーが、「セール資金の回収ペースを上げたい」と考えている筈ですから、




今週、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)

の関屋記念に登録しているサトノギャラントについては、この馬を管理している藤沢調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ておりました。

また、最終追い切りについての報告が、

「レースでも乗る柴田善臣調教師が坂路に入れて、4Fが55秒9、
終いの1Fが12秒7という時計を馬なりで出していました。コンマ
4秒前を走っていたサトノプレジデント(古馬1000万下)を追い
掛けて、最後は楽に同入していましたし、動き自体もかなり軽快なも
のでしたね。それに、この馬は、どちらかというと使われて調子を上
げてくるタイプで、叩き3走目となる今回は上積みも十分に感じられ
ますから、変わり身が期待できるでしょう」

というものでしたから、好レースが期待できると考えております


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