宮田守オーナーがテレビユー福島賞に出走させる、
ワードイズボンドについて。
宮田オーナーの本業は、茨城県結城市に本社を構え、
主に運送業を手掛けている、「宮田運送株式会社」の代表取締役社長です。
1964年に設立された同社は、初代の宮田長吉氏が、
昭和初期に一台の馬車で運送を始めたのが起源で、1959年にトラック輸送へ切り替えて、
1964年に二代目の宮田利吉氏が、「宮田運送有限会社」を設立しています。
そして現在は、三代目の守オーナーが代表取締役社長を務めていて、
「2トントラック」や「4トンダンプ」といった一般車両に加えて、
「コンテナ脱着式ダンプ」や「重機回送車」や「大型ユニック」といった特殊車両など、
保有車両台数が「50台以上」となっていますし、社員は「40名ほど」を雇用しています。
また、同社は現在、「城南タクシー株式会社」(1971年設立)、
「宮運物流倉庫有限会社」(1992年設立)、
「宮田土建解体株式会社」(2012年設立)
という3つのグループ会社を擁していて、宮田オーナーは、この内、
「宮運物流倉庫有限会社」と「宮田土建解体株式会社」の代表も務めていますから、
「地域の方から厚い信頼を寄せられている経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての宮田オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせ始めていて、
2012年までは勝ち星を上げられずにいましたけど、
2013年には、ロゼラニで2勝を上げて2572万円の賞金を獲得していました。
そして、一昨年と昨年は、
2014年→3勝・獲得賞金3975万円
2015年→1勝・獲得賞金3953万円
と、安定して賞金を獲得していました。
ただ、昨年は、1勝しかできませんでしたから、今年の宮田オーナーは、
「もっと勝ち星を増やしたい」と考えている筈ですけど、実際は、
先週までで、「10戦0勝・獲得賞金505万円」となっています。
そのため、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)
のテレビユー福島賞に出走させるワードイズボンドについては、宮田オーナーの立場でしたら、
「早く今年の初勝利を飾りたい」と考えて、この馬を管理している黒岩調教師に対して、
迷わずメイチの勝負仕上げをお願いします。
また、最終追い切りについての報告が、
「坂路で強めに追われて、4Fが56秒3、終いの1Fが12秒4という
時計を出していました。馬場が渋っていたことを考えれば、時計はこれで
十分なのでしょうし、全身を大きく使った迫力のある動きを見せていまし
たから、力を出し切れる状態と見ていいでしょう」
という内容でしたから、好レースが期待できると見ています。