上野直樹オーナーがHTB杯に出走させる、
アンブリカルについて。
上野オーナーの本業は、愛知県名古屋市の北区にある
「医療法人昇樹会・上野レディスクリニック」の理事長兼院長です。
産科と婦人科がある同医院は、出産を迎える方のための設備がとても充実していて、
部屋タイプが、通常の洋室の他に和室も用意されていますし、
更にワンランク上の部屋を求める妊婦さんのために、2部屋の特別室も用意されています。
この他にも、マタニティビクスやマタニティヨガなどが行えるアスレチックルームや、
診察の待ち時間などに小さな子供達を遊ばせることができる、
「上野公園」という名前が付けられたスペースなども備えられていますので、
非常に心遣いが行き届いたクリニックと言えるでしょう。
それに同医院では、院内のコミュニケーションルームに於いて、
「妊娠中の方のための教室」と、「出産後の方のための教室」を実施していて、
これらはかなり好評を博しているそうです。
ですから、「上野レディスクリニック」の理事長と院長を務めている上野オーナーは、
地域の女性達にとって、「非常に頼れる存在」と言えますわ。
また、馬主としての上野オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせていますので、
今年でキャリアが7年目でして、これまでに20頭ほどをお持ちになっています。
初めの2年間は、1勝も上げられていなかったのですが、その後は、
2012年→2勝・獲得賞金2373万円
2013年→1勝・獲得賞金1282万円
2014年→2勝・獲得賞金2340万円
2015年→2勝・獲得賞金3158万円
と、少しずつ成績が安定してきています。
ただ、今年の上野オーナーは、先週までで「4戦0勝・獲得賞金0円」という状況ですから、
きっと現在は、「早く今年の初勝利を飾りたい」と思っているのでしょう。
また、上野オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多くて、過去3年だけを見ても、
「HBAトレーニングセール」→2頭を886万円で購入
「HBAセレクションセール」→2頭を2538万円で購入
「HBAサマーセール」→→3頭を1306万円で購入
「HBAオータムセール」→1頭を283万円で購入
と、計8頭に総額5013万円を投じています。
そして今年の上野オーナーは、1月20日(水)の「ジェイエス・冬季繁殖牝馬セール」で、
1頭を97万2000円(税込)で購入していますし、
昨年までの状況を踏まえますと、今後のセールでも何頭かを購入する筈です。
もちろん、現在の上野オーナーは、
「潤沢な資金でセールに参加するため、所有馬で多額の賞金を稼いでおきたい」
とも考えているのでしょうし、、1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)
のHTB杯にアンブリカルを出走させますので、早い内から「明らかに勝負懸かり」と見ていました。
そこで、最終追い切りの内容を確認したところ、
「函館のウッドに入れられて、5Fが69秒5、終いの1Fが12秒7
という時計を馬なりで出していました。クラシカルチュチュ(3歳未勝利)
をコンマ6秒先行して、最後はコンマ2秒先着していましたね。少し差を
詰められましたが、相手は一杯に追われていましたし、最後まで抜かせな
い見事な勝負根性を見せて、状態の良さを感じさせていました。今回は
4ヶ月の休み明けですが、これなら力を出し切れるでしょう」
という内容でしたから、好レースが期待できます。