産経大阪杯(G2)に出走する
キタサンブラックについて。
所有している「大野商事」は、長年「NHK」の「紅白歌合戦」の大トリを務めていた、
日本を代表する演歌歌手・北島三郎さん(本名は大野穣【みのる】さん)をはじめとした
「北島ファミリー」が所属している芸能事務所で、
屋号の「北島音楽事務所」と言った方が分かりやすいでしょう。
現在は、北島三郎さんのご長男の大野竜さんが同社の代表を務めています。
1972年に北島三郎さんが個人事務所として設立した同社は、現在、北島三郎さんの他に、
□原田悠里さん
1982年、「俺に咲いた花」でデビューし、
「津軽の花」などのヒット曲があり、シングルの累計売り上げ枚数は100万枚以上
□北山たけしさん
2004年、「片道切符」でデビューし、同年の「ベストヒット歌謡祭新人賞」と
「日本有線大賞新人賞」と「日本レコード大賞新人賞」と
「日本ゴールドディスク大賞新人賞」を受賞
2009年、北島三郎氏の次女と入籍
□大江裕さん
2007年に放送されたTBS系列の番組、
「さんまのSUPERからくりTV」の中で注目され、
本人が北島三郎氏の弟子入りを熱望していたことから
「北島ファミリー」の一員となり、2009年、「のろま大将」でデビュー
といった顔触れが所属しております。
また、馬主としての「大野商事」は、30年以上も前からJRAで馬を走らせており、
過去の代表的な存在としては、2001年のニュージーランドTを制したキタサンチャンネルや、
同年のファンタジーSを制したキタサンヒボタンが挙げられるでしょう。
ま2001年の同社は、キタサンチャンネルやキタサンヒボタンの活躍により、
「11勝・獲得賞金2億2132万円」という成績を残していました。
ただ、それ以降は、重賞を勝てなかったことなどが影響し、2001年の数字を更新できませんでしたが、
昨年は、キタサンブラックで、スプリングSとセントライト記念と菊花賞を制するなど、
「11勝」を上げ、「4億8438万円」という、2001年の倍近い賞金を獲得しております。
ただ、今年に入ってからは、先週までで25レースに所有馬を出走させたものの、
「1勝・獲得賞金3762万円」という、誰が見ても、
「スタートダッシュに成功していない」という状況となっていますので、
北島三郎さんをはじめとした同社の関係者達は、
「重賞を勝って一気に稼ぎたい」と考えているでしょう。
そして今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)
の産経大阪杯にキタサンブラックを登録してきましたので、
「完全に勝負懸かり」と見ております。