平岡茂樹オーナーがフェアリーSに出走させる、

ラブリーアモンについて。

平岡オーナーは、むかわ町にある「平岡牧場」の代表を務めているオーナーブリーダーですね。

苫小牧の方からですと、国道235号を30分ほど日高門別の方に走って、

右手に「セブンイレブン」、左手に「ししゃもの専門店・めぐみ水産」のある交差点を左に曲がって、

高速の下をくぐった先の二又を左方向に進み、その先の突き当りにある「平岡牧場」は、

平岡オーナーの祖父にあたる平岡論さんが1928年に始めた老舗で、

35ヘクタールの広さがあり、その中には、600メートルの馬場や、

3棟の厩舎に46の馬房があって、確か今は7頭の繁殖牝馬がいます。

「平岡牧場」の生産馬で私がすぐに思い付くのは、

1981年の京都大賞典を勝ったイナドコトブキでしょうか。

ここは、生産馬を平岡オーナーの持ち馬として走らせることが多いのですが、

セールに上場することもあって、一昨年は、

「HBAオータムセール」→2頭を上場・1頭→108万円(税込)で売却・1頭→主取り

という結果で、去年は、

「HBAオータムセール」→1頭を上場・162万円で売却(税込)

という結果でした。

過去2年の状況を考えれば、今年のセールにも何頭かを上場する筈で、

ラブリーアモンがフェアリーSを勝てば、馬主さん達に「平岡牧場の生産馬は走る」という印象を与えることができて、

主取りとなってしまう可能性を下げられますし、当たり前ですが、このレースの1着賞金3500万円の内、

「馬主の取り分」にあたる8割の2800万円を一気に得られますね。

ちなみに、馬主としての平岡オーナーは、確か2000年から、

オーナーブリーダーとしてJRAで馬を走らせていますが、まだ持ち馬では重賞を勝てていません。

でも、ラブリーアモンがフェアリーSを勝てば、「持ち馬では初めての重賞勝ち」となりますから、

平岡オーナーでしたら、この馬を預けている谷原調教師に、

メイチの勝負仕上げをお願いしますし、最終追い切りについての報告が、

「レースでも乗る武士沢友治騎手が南ウッドに入れて、
全体が54秒9、終いの1ハロンが13秒3という時計
を出していました。完全に馬なりだったので、時計はこ
れで十分だと思いますし、コンマ8秒前にいたキングサ
ンデーに、あっさり最後は同入していましたので、谷原
調教師が念入りに仕上げてきたのでしょう」

という内容でしたから、いいレースが期待できると考えています。


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