「白河特別で注目すべき存在」と考えているのは、
小笹公也オーナーが出走させる
テーオートマホークです。
小笹オーナーの本業は、「JR難波駅」の近くに本社を構え、
一般住宅やマンションやビルの総合リフォームなどを手掛けている、
「株式会社オンテックス」の代表取締役会長です。
1984年、「オザサ塗装工業」として創業された同社は、1988年、資本金を1000万円として、
法人格の「株式会社オザサ」となっており、2000年には、
資本金を9000万円とし、社名を現在と同じ「株式会社オンテックス」としております。
同社は、創業から手掛けているリフォーム事業に加え、投資型マンションの販売といった不動産事業や、
公営住宅の修繕工事や高架・歩道橋などの修繕塗装といった公共事業や、
「蔵前温泉・さらさのゆ」(大阪府堺市)や「和泉橋本温泉・美笹のゆ」(大阪府貝塚市)
といった温泉施設の運営なども手掛けており、現在は、113億3600万円の売上高(2015年3月)、
従業員780名(2015年4月現在)を誇る企業となっておりますので、
同社の創業者であり、代表取締役会長を務めている小笹オーナーは、
「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、小笹オーナーは、「日本赤十字社」に対する寄付活動などが内閣府に認められ、
2011年の2月には、天皇陛下から「紺綬褒章」(こんじゅほうしょう)を受章しておりますので、
私は小笹オーナーを、「経営者としてだけではなく、全ての面に於いて尊敬すべき存在」と考えております。
そして、2003年からJRAで馬を走らせている小笹オーナーは、これまでに50頭以上を所有しており、
その中の代表的な存在として、昨年の関門橋Sを制したテーオーケンジャなどが挙げられます。
また、昨年の小笹オーナーは、「7勝・獲得賞金9370万円」という過去最高の成績を残しており、
今年に入ってから先週までは「4勝・獲得賞金4485万円」と、
昨年とほぼ同じペースになっておりますが、小笹オーナーは、
この数字に満足していないと私は見ております。
何故なら、小笹オーナーは、昨年まで多くの競走馬セールに参加していた上、
今年も、5月15日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」に於いて、
1頭を1836万円(税込)で購入しておりますが、同セールから先週までに獲得した賞金は「2165万円」で、
この内、「馬主の取り分」は8割の「1732万円」となるため、僅かではあるものの、
「千葉サラブレッドセール」で使った資金を回収し切れていないのですから
しかし、テーオートマホークが白河特別を勝てば、このレースの1着賞金1500万円の内、
「馬主の取り分」である8割の1200万円を一気に得られ、
「千葉サラブレッドセールで使った資金の回収完了」となる上、
8月24日(月)~27日(木)に行われる「HBAサマーセール」など、
今後のセールに向けて、購入資金を潤沢にできるのです。
そこで、私が小笹オーナーの立場であれば、この馬を預けている藤岡健一調教師に対して、
迷わずメイチの勝負仕上げを指示しますし、最終追い切りについての報告が、
「坂路で一杯に追われて、全体が55秒2、
終いが12秒3という、この馬としては合格
点を与えられる時計を出していましたし、動
き自体も、全身を大きく使った躍動感のある
ものでしたから、申し分のない仕上がりだと
判断していいでしょう」
という内容でしたから、好レースが期待できると見ております。