人気薄で状態が良さそうなのは
小林仁幸オーナーが登録している
ネオブラックダイヤです。
小林オーナーは、インターネット関連サービスのコンサルティングやシステム開発を手掛けている、
「株式会社シェンロン」や、主に次世代名刺交換アプリの開発を手掛けている、
「ギミーファイブ株式会社」など、複数のIT企業の代表を務めております。
小林オーナーは、当初からこの業界を目指していた訳ではなく、22歳の頃、
ファミリーレストランで店長を任されていた時に、「アルバイトのシフト管理を楽に行いたい」と考え、
パソコンを買ってプログラミングを学んだことがきっかけで、コンピューター業界に興味を持つようになったそうです。
その後の小林オーナーは、
1991年→インターネット用のソフト販売などを手掛けていた、「株式会社ディアイティ」に入社
1995年→インターネットサービスプロバイダー(ISP)の老舗「リムネット株式会社」の立ち上げに参画
1996年→パソコンやプリンターのメーカーとして有名な「日本ヒューレットパッカード株式会社」に入社
と、順調にキャリアを重ね、1999年に独立して「株式会社ザイオン」を設立しております。
そして、「株式会社ザイオン」では、「NTTドコモ」の要請を受け、
「モバイルインターネットの元祖」と言われている「i-mode」の開発を手掛け、
設立から僅か3年で「東証マザーズ」に上場させた実績がある上、
データセンターサービス大手の「株式会社ブロードバンドタワー」の代表取締役を、
2012年まで務めておりました。
ちなみに、現在の小林オーナーは、先ほど記した通り、
「株式会社シェンロン」と「ギミーファイブ株式会社」の代表を務めており、
前者では、日々の吉凶を分かりやすい解釈で見られる「善暦」というアプリが、
後者では、名刺交換アプリ・「Gimme-Five」や、
電話帳アプリ・「G5・TelBook」などが大変好評を博しているそうですから、
小林オーナーが、今も尚、「業界を牽引している重要な存在」であるのは間違いありません。
なお、JRA馬主としての小林オーナーは、2007年から馬を走らせ始めて、
これまでに30頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、
2010年のきさらぎ賞でオーナーに初の重賞勝ちをもたらしたネオヴァンドームが挙げられます。
しかし、そのきさらぎ賞を制してからは、もう5年以上も重賞勝ちをご無沙汰しているのですから、
現在、小林オーナーが、「久しぶりに重賞を勝ちたい」と考えているのは間違いないと見ておくべきでしょう。
また現在、小林オーナーは、11頭を所有しており、その内の「稼ぎ頭」は、
これまでに9699万円の賞金を獲得しているネオブラックダイヤですが、
この馬は、昨年9月21日(日)のレインボーSを制してから、
「5連敗中」となっておりますので、現在は小林オーナーが、
「一刻も早く【稼ぎ頭】の連敗を止めたい」と考えているのは間違いないと私は判断しております。
その上、ネオブラックダイヤの連敗が影響しているのか、今年の小林オーナーは、
ネオヴァシュランで制した3月14日(土)の3歳新馬、
ネオヴァリアントで制した3月28日(土)の4歳上500万下の平場の2勝のみに留まっているのですから、
その思いは尚更強いことでしょう。
したがって、1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)
の宝塚記念に登録しているネオブラックダイヤについては、小林オーナーが、
この馬を管理している鹿戸調教師に対して、
メイチの勝負仕上げを指示していると見ておりましたので、
最終追い切りの内容を確認したところ、
「芝コースで全体65秒7、終い11秒9
という時計を馬なりで出し、メドウヒルズ
をコンマ4秒追走して、最後は同入してい
ました。フットワーク抜群の力強い動きを
見せていましたから、この馬の力を出せる
デキに仕上がったと判断していいでしょう」
というものでした。
そのため、この馬の上位入線を期待しております。