「ユニコーンSで注目すべき存在」と考えているのは、

一口馬主クラブの「G1レーシング」が登録している

イーデンホールです。

「G1レーシング」は、「現6歳馬が初めて出資者を募集した世代」という、

まだ歴史の浅い一口馬主クラブですが、これまでに、

2012年のセントライト記念で2着、菊花賞で2着に入ったスカイディグニティや、

同年のアルテミスSを制したコレクターアイテムや、

同年の札幌2歳Sで2着に入ったラウンドワールドといった活躍馬を輩出しております。

また、同クラブは設立から現在まで、

2011年→8勝・獲得賞金1億0178万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6708万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0476万円

という形で順調に実績を積み重ねており、昨年は過去最高の数字を記録していることから、

まだ歴史が浅いとはいえ、「優秀な一口馬主クラブ」であると言えます。

しかし、昨年までの実績が出資者の増加に直結していないと判断しており、

何故なら同クラブは、全部で47頭いる「2014年度募集馬」(現2歳世代)について、

昨年の6月9日(月)に詳細を記したパンフレットを発送し、

6月26日(木)まで「1次募集」を、7月12日(土)まで「2次募集」を行い、今年の5月31日まで、

「通常募集」を行っておりましたが、私が確認したところ、満口となったのは、

オルフェーヴルの全弟にあたる「オリエンタルアートの2013」(父ステイゴールド)などの31頭で、

「募集中止」となった1頭を除く残りの15頭は、満口にならないまま募集終了となっていたのですから。

また、5月1日(金)に同クラブは、

フェノーメノの全妹にあたる「ディラローシェの2014」(父ステイゴールド)や、

桜花賞馬の仔となる「レジネッタの2014」(牡・父キングカメハメハ)など、

計48頭の「2015年度募集馬リスト」(現1歳世代)を発表しており、

6月8日(月)から25日(木)まで、その第1次募集を行っております。

よって、現在はクラブの関係者達が、「今年は全ての募集馬を満口にしたい」という思いを抱いている筈で、

そのためには、過去の募集馬を活躍させて、クラブの知名度を上げることが重要であり、

それが一般的な注目度の高い重賞レースであれば、効果が大きいのは言うまでもありません。

また、「G1レーシング」は、2012年にコレクターアイテムがアルテミスSを勝ってから現在まで、

2年半以上も重賞勝ちから遠ざかっており、今では重賞の連敗が「29」まで伸びておりますが、

今週、イーデンホールがユニコーンSを勝てば、その連敗を止められる上、

出資を検討している顧客層に好印象を与えられ、それが今後の売り上げ増加に繋がることでしょう。

したがって、クラブの関係者であれば、この馬を預けている尾関調教師に対して、

必ずメイチの勝負仕上げを指示しますので、

最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していきたいと考えております。


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