「株式会社ラッキーフィールド」が欅Sに出走させる、

エアウルフについて。

「株式会社ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県小山市に本社を構えている、

「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文氏ですから、

ここでは「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記致します。

1939年、東京都の足立区に於いて創業された同社は、それ以降、

1969年→栃木県小山市に「製鋼工場」と「圧延工場」を新設し、棒鋼の生産を開始
1971年→東証二部に上場
1974年→東証一部に上場
1991年→栃木県小山市に「総合加工センター」を新設
2009年→東京都千代田区に東京本社を移転
2012年→中国遼寧省に関連会社の「鉄特凱商貿(瀋陽)有限公司」を設立
2013年→韓国ソウル市に関連会社の「ティーティーケイ・コリア株式会社」を設立
2015年→「東北東京鉄鋼株式会社」を吸収合併・「トーテツ資源株式会社」の営業開始

といった形で順調に事業を拡大しております。

更に、過去3年の連結売上高は、

平成25年3月期→549億9400万円
平成26年3月期→577億2500万円
平成27年3月期→636億1000万円

と順調に推移しており、雇用している従業員の数も、

現在は600名を超えておりますので、そのトップである吉原オーナーのことは、

非常に多くの方が「優秀な経営者」と認めている筈です。

なお、馬主としての吉原オーナーは、確か1994年からJRAで馬を走らせているため、

キャリアが20年以上に及んでいる大ベテランで、現在までに200頭以上を所有しており、

その中の代表的な存在としては、

1996年のオークスや、1997年の天皇賞・秋などを制し、
牝馬としては26年振りに「年度代表馬」(1997年)となったエアグルーヴや、

2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、

1999年の安田記念とマイルチャンピオンSを制したエアジハードなどがおり、

これまでにGIを6度も制しております。

そして昨年は、エアソミュールで毎日王冠と鳴尾記念を制するなど、

「11勝・獲得賞金3億2504万円という成績を残しておりました。

しかし、一昨年までの3年間は、

2011年→19勝・獲得賞金3億1844万円
2012年→19勝・獲得賞金3億0005万円
2013年→19勝・獲得賞金3億5166万円

と、昨年よりも多くの勝利数を記録していた上、昨年の獲得賞金は、

一昨年を3千万円近くも下回ったのですから、今年の吉原オーナーは、

「最低でも昨年以上の成績を残したい」と強く願っていることでしょう。

また、吉原オーナーは、

□2012年7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」
2頭を3727万円(税込)で購入

□2013年7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
3頭を7927万円(税込)で購入

□2014年7月14日(月)~(火)の「セレクトセール」
2頭を4320万円(税込)で購入

と記せば分かる通り、これまで毎年のように「セレクトセール」に参加しており、

当然、7月13日(月)~14日(火)に行われる今年の同セールに於いても、

何頭かの購入を予定している可能性が非常に高く、恐らく現在は、

「所有馬で購入資金を稼いでおきたい」と強く願っている筈です。

そういった中で今週は、1着賞金2100万円(馬主の取り分は8割の1680万円)

の欅Sにエアウルフを出走させますので、早い段階から私は「明らかに勝負懸かり」と見ていましたし、

最終追い切りについての報告が、

「Cウッドで一杯に追われて、全体が85秒3、
終い12秒0という時計を出していました。併せ
た相手で、コンマ8秒前にいたエアソミュールに
は遅れましたが、動きに重苦しさがなくて、かな
りスムーズな脚捌きだったので、デキがいいのは
間違いないでしょう」

というものでした。

これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と見込んでおります。


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