桜花賞2番人気10着
ココロノアイについて
【血統】
ステイゴールド×デインヒルは天皇賞春を連覇したフェノーメノと同じで、デインヒルは宝塚記念の勝ち馬で、凱旋門賞2着のナカヤマフェスタも祖母の父に持っている血統だ。3代母マックスビューティーはオークス、桜花賞を勝った牝馬二冠馬。祖母マックスジョリーも桜花賞、オークスでいずれも3着に入った実力ばだった。祖母の父リアルシャダイのスタミナも入り、血統的にはオークスの2400mが別そに近いと思われる。
【脚質】
東京で行われたアルテミスSを勝っているので東京コースは全く問題ない。ならば2400m、これも向くはずだ。もしかしたらベスト距離の可能性もある。前述のアルテミスSでガツンと持って行かれながらバテる事なく勝ち切った。恐るべきスタミナを秘めているように思える。快勝したチューリップ賞は10キロ増の馬体重以上に腹回りを大きく見せた。内臓が非常に優秀=スタミナ豊富、という見方ができる筈だ。
【状態】
桜花賞前は栗東に滞在しての調整。日が経つにつれて環境にも慣れて1週前にハード追いで消化。当週は馬なりの調整過程。精神面でもリラックスしていたように思えたが、桜花賞ではマイナス8キロで15番で外に壁ができず、Sペースで再び力む面を見せた。敏感なステイゴールド産駒だけにホームでの調整になるのは精神的にも肉体的にもプラス。ゲートを含めて未完成な点が多く、まだステップアップの余地がある。