桜花賞7番人気2着

クルミナルについて

【血統】

ディープインパクト産駒はオークス1勝だが、過去3頭が2着、1頭が3着と好成績を残している。母クルソラはアルゼンチン3歳牝馬チャンピオンで、同地芝2000mの[G1]を2勝している。母の父は青葉賞を勝ったペルーサのBMSでもあり、祖母の父もBCディスタフなど[G1]10勝の名牝を出す種牡馬。いずれもスタミナには不安のない種牡馬だ。間違いなく桜花賞よりオークス向きだろう。

【脚質】

チューリップ賞で1番人気に支持されながら11着に大敗。モマれ込んで道中で消耗し、最後まで脚が続かなかったのが敗因だろう。広々とした東京コースなら、そのあたりのリスクは軽減される筈だ。過去4戦、外回り競馬を使ってきているので、東京コースも持ってこいというところ。2400mに関しては何とも言えないが、同世代相手なら我慢できる範囲ではないか。よって特に強調要素もないが、マイナス要素もなし。

【状態】

クルソラ産駒の多くが少し気ムラな面がある点と、胸筋が発達した好馬体の両方を継承している。この馬も桜花賞では華奢な馬が多い中、488キロで前後躯共に筋肉が豊富についた体。凡走から一転し、Sペースで差し込む強いパフォーマンスを見せて2着を確保。馬体に芯が通っているので[G1]好走のダメージは少なく、オークスへ向けては肉体面より精神面が課題になる。集中力を養って、初コースの長丁場で飽きずに走れるかがポイント。


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