天皇賞・春にデニムアンドルビーとラブリーデイを登録している、

金子真人オーナーついて。

金子オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、

「株式会社図研」の代表取締役社長です。

同社は、1976年に金子オーナーが横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源でして、

1985年に現在の社名となり、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、

1994年には東証1部への上場を果たしており、今では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、

世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に対して製品を提供しております。

そして現在の同社は、資本金が100億円以上、グループ企業は、国内に「図研エルミック株式会社」、

「株式会社ジィーサス」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社キャドラボ」など、

国外には、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、

「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」、

「Zuken India Private Limited」などを擁しており、

連結子会社を含めた従業員数は1000名以上に達しております。

また、来月以降も同社は、

□5月13日(水)~15日(金)に開催される「第4回IoT/M2M展・春」(会場・東京ビッグサイト)
□5月20日(水)~22日(金)に開催される「TECHNO-FRONTIER・2015」(会場・幕張メッセ)
□6月3日(水)~4日(木)に開催される「3DEXPERIENCE FORUM・Japan・2015」(会場・ウェスティンホテル東京)

といった日程で展示会への出展を予定しており、その技術力は業界内で高く評価されているため、

出展ブースが多くの来場者で賑わうのは間違いないですし、同社が、

「業界を牽引する非常に重要な存在」であるのは言うまでもありません。

なお、JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、

2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、

2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、

2005年のクラシック3冠などGI7勝のディープインパクトや、

2008年のジャパンCダートを筆頭にGI7勝のカネヒキリや、

2010年の牝馬3冠を制したアパパネなど、非常に多くの活躍馬を所有しており、

これまでに「GIの14勝を含む重賞30勝」という素晴らしい成績を残しております。

そして、一昨年の金子オーナーは、デニムアンドルビーがフローラSとローズSを制するなど、

「49勝・獲得賞金11億6207万円」という成績を残しておりましたが、昨年は、

「45勝・獲得賞金9億7901万円」と、獲得賞金が前年を2億円近く下回っておりました。

よって、今年は金子オーナーが、「少しでも一昨年の数字に近づけたい」と考えていた筈で、

実際、今年に入ってから先週までの時点で、ラブリーデイで中山金杯と京都金杯を制するなど、

「21勝・獲得賞金5億2337万円」と、昨年を大幅に上回るペースですから、その見込みは正しかったと言えます。

ただ、金子オーナーが先週までの成績だけに満足せず、今週以降も貪欲に勝利を追求してくると判断しております。

何故なら、金子オーナーは、毎年のように「セレクトセール」で多くの馬を購入しており、

昨年も、6頭を3億6700万円で購入しているため、恐らく今年も、

7月13日(月)~14日(火)に行われる同セールで多くの馬を購入する筈ですから、

間違いなく現在は、「少しでも資金が潤沢な状況でセレクトセールを迎えたい」と考えている筈ですから。

また、先ほども記した通り、金子オーナーは、これまで馬主としても非常に素晴らしい実績を残しておりますが、

GIレースに於いては、2011年のヴィクトリアマイルをアパパネで制してから、4年近くもご無沙汰しております。

よって、現在、金子オーナーは、「久しぶりにGIを勝ちたい」とも考えている筈ですから、

1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)

の天皇賞・春に登録しているデニムアンドルビーとラブリーデイについては、

前者を管理している角居調教師と、後者を管理している池江調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示していると判断しておりました。

そして、2頭の最終追い切りの内容を確認したところ、

□デニムアンドルビー

「レースでも乗る浜中騎手がウッドに入れて、
全体86秒6、終い12秒0という時計を馬なりで出
していました。テンからスムーズに加速して、メリハ
リのある俊敏な動きを見せていたように、阪神大賞典
を使った上積みが十分に見込めるでしょう」

□ラブリーデイ
「坂路で全体54秒9、終い12秒2という時計をマーク、
力強い掻き込みでしっかりと走れていたし、毛ヅヤもピカピ
カでしたから、この馬の力を出せるデキに仕上がったと判断
してええでしょう」

という内容でしたから、好レースが期待できると見ております。

また、今週の金子オーナーは、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)

の青葉賞にレトロロックを登録しておりますので、

この馬にも大いに注目する必要があるでしょう。


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