青葉賞で「注目すべき存在」と考えているのは、
窪田康志オーナーが登録している
センチュリオン。
窪田オーナーは、東京都渋谷区の千駄ヶ谷に本社を構え、
各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、
「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
1999年に設立された同社は、昨年の7月8日(水)~10日(金)に「幕張メッセ」で行われた
「ライブ&イベント産業展」に出展するなど、ここ数年は、
コンサートやライブといった映像コンテンツの企画制作に力を入れているようでして、
主要取引先には、「エイベックス・エンタテイメント」、「キングレコード」、
「日本クラウン」、「ソニー・ミュージックレコーズ」、「ポニーキャニオン」
といった大手レコード会社が名を連ねており、2013年12月期の売上高は
91億3000万円という素晴らしい数字を残しております。
そして、現在は、本社に加えて、名鉄瀬戸線・栄町駅の近くにある「名古屋支社」(愛知県名古屋市)や、
大阪市営地下鉄・心斎橋駅の近くにある「大阪支社」(大阪府大阪市)や、
大濠公園の近くにある「福岡支社」(福岡県福岡市)を構えており、100名以上の従業員を擁しているのですから、
同社の代表取締役である窪田オーナーが、「優れた経営手腕を持つ人物」であるのは言うまでもありません。
また、窪田オーナーのお父様で、康志オーナーと同じくJRAの馬主である窪田芳郎オーナーは、
電子部品製造機器の設計・製造・販売を手掛けている「株式会社東京ウェルズ」(東京都大田区)の代表取締役でして、
2014年3月期の売上高は115億円という素晴らしい業績を残しておりますので、
経営者としての資質は、ご子息の康志オーナーにもしっかりと受け継がれているのでしょう。
なお、JRA馬主としての窪田オーナーは、2005年から馬を走らせ始めて、
最初の6年ほどは特に目立った成績を残せてなかったのですが、過去3年は、
2012年→4勝・獲得賞金4670万円
2013年→13勝・獲得賞金1億5716万円
2014年→20勝・獲得賞金2億8629万円
と、順調に成績を伸ばしている上、今年に入ってから先週までも、
「9勝・獲得賞金1億4086万円」と、既に昨年を上回るペースで勝ち星と賞金を積み重ねております。
しかし、私は、この数字にオーナーが、決して満足していないと見ております。
と言いますのも、窪田オーナーは、これまでに100頭以上を所有していますが、まだ重賞は勝てていないのですから。
それに、先週のフローラSに出走させたディアマイダーリンが、
勝ち馬からクビ差の2着と、とても惜しい結果でしたから、
「重賞を勝ちたい」という思いは更に強くなっている筈です。
よって、現在は窪田オーナーが、「その分を他の馬でカバーしたい」とも考えている筈ですから、
1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)の青葉賞に登録しているセンチュリオンについては、
この馬を管理している田村調教師に対して、
メイチの勝負仕上げを指示していると見ておりました。
そして、最終追い切りの内容を確認したところ、
「南ウッドでやった最終追い切りは、全体が82秒4、
終い1ハロンが12秒8という時計をマーク。コンドル
ヒデオ(3歳500万下)との併せ馬で、最後は1秒5
も突き放していましたね。格下相手とは言え、これだけ
の差を付けられるのですから、田村君がここに向けて念
入りに仕上げてきたと判断していいでしょう」
という「見込み通り」と思える内容でした。
そのため、この馬の上位入線を期待しております。