すばるSで曽我司オーナーが出走させる、
ミヤジエルビスについて。
曽我オーナーは、1974年に日本大学の医学部を卒業して、
それから1980年頃まで「福岡大学病院」の精神神経科に勤務し、
現在は、「萩崎クリニック」(福岡県北九州市)の院長を務めています。
「北九州モノレール」の「香春口三萩野(かわらぐちみはぎの)駅」から、
歩いて3分ほどの場所にある同クリニックには、現在、心療内科と精神科と内科がありまして、
通常の診療に加えて、健康診断や生活習慣病の検診なども積極的に行なっているそうです。
更に曽我オーナーは、「社会福祉法人・薫会」の理事長も務めていまして、同会では、
「萩崎クリニック」に隣接している4階建ての特別養護老人ホーム・「北九州シティホーム」を運営しています。
ここは、最大で80名の受け入れが可能となっていまして、通常の「デイサービス」や、
ご家族のために、要介護者を一時的に受け入れる「ショートステイサービス」などを行っている上、
入所者に対しては、曽我オーナーが定期的に精神カウンセリングを行っているそうですから、
「萩崎クリニック」の院長に加えて、「社会福祉法人・薫会」の理事長も務めている曽我オーナーは、
きっと地域の方から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
また、馬主としての曽我オーナーは、もう30年以上もJRAで馬を走らせている大ベテランで、
これまでに30頭ほどを所有していまして、一昨年は、
みちのくSと袖ヶ浦特別を勝ったミヤジエムジェイの活躍によって、
「8勝・獲得賞金1億8054万円」という過去最高の成績を残していました。
ただ昨年は、ミヤジエルビスが、アクアラインS、ドンカスターC、
鹿島特別と、特別レースを3勝したものの、他の現役馬6頭が、
ミヤジエムジェイ(牡7歳)→「6戦0勝・獲得賞金0円」
ミヤジタイガ(牡5歳)→「7戦0勝・獲得賞金909万円」
ミヤジマッキー(牡5歳)→「7戦0勝・獲得賞金630万円」
ミヤジカールソン(牡4歳)→「1戦0勝・獲得賞金290万円」
ミヤジレリゴー(牝3歳)→未出走
という結果でしたから、獲得賞金は、一昨年より1億円以上も少ない7550万円に留まっています。
更に、今年に入ってから先週までも、曽我オーナーの成績は「4戦0勝」となっていて、
獲得賞金も「160万円のみ」となっていますから、現在は間違いなく、
「そろそろ今年の初勝利を上げたい」と非常に強く願っている筈です。
そして明日は、オープン特別のすばるSにミヤジエルビスを出走させることとなっていて、
この馬が勝てば、「今年の初勝利」となりますし、このレースの1着賞金2100万円の内、
「馬主の取り分」にあたる8割の1680万円を一気に得られるのですから、
私が曽我オーナーでしたら、この馬を預けている川村調教師に対して、
お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いします。
また、最終追い切りについての報告が、
「坂路で、全体が53秒9、終いが12秒8という時計を出していました。
かなり馬場が渋っていて、しかもほぼ馬なりだったことを考えれば、時計は
十分と言えるだろうし、動きそのものもかなり力強いものでしたから、調子
はすこぶるいいんだろうな」
という内容でしたから、好レースが期待できると見ています。