小林仁幸オーナーがステイヤーズSに出走させる、

ネオブラックダイヤについて。

小林オーナーは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)の老舗「リムネット」や、

パソコンやプリンターのメーカーとして有名な「日本ヒューレットパッカード」に所属した後、

1999年に「株式会社ザイオン」を設立し、そこでNTTdocomoの「i-mode」の開発を手掛け、

設立から僅か3年で「東証マザーズ」に上場させた実績がある上、

データセンターサービス大手の「株式会社ブロードバンドタワー」の代表取締役を、

一昨年まで務めておりました。

そして現在の小林オーナーは、「株式会社シェンロン」と

「ギミーファイブ株式会社」の代表取締役が主な肩書となっており、

まず「シェンロン」の方では、日々の吉凶を分かりやすい解釈で見られる

「善暦」(ぜんごよみ)というアプリなどが好評を博しているそうで、

「ギミーファイブ」の方でも、先月の18日(火)に発表した業務連絡用のアプリ

「InRoom」などが好評を博しているそうですから、

多くの方が小林オーナーのことを、「IT業界の先駆者」と認め、厚い信頼を寄せている筈です。

また、馬主としての小林オーナーは、確か2007年からJRAで馬を走らせ始めて、

現在までに30頭を所有しており、その中の代表馬としては、

2010年のきさらぎ賞を制し、

オーナーに初の重賞勝利をもたらしたネオヴァンドームが挙げられますが、

この馬は、昨年の4月に競走馬登録を抹消されております。

なお、小林オーナーがこれまでに最も多くの賞金を獲得したのは、

ネオヴァンドームが都大路Sを制し、東風Sでも2着になるなど、

コンスタントに活躍した一昨年で、この年の獲得賞金は1億3685万円でした。

ただ、昨年の獲得賞金は、一昨年より4000万円以上も少ない9785万円に留まっていた上、

今年に入ってから先週までは、

昨年より5000万円以上も少ない4405万円に留まっていますので、

現在の小林オーナーは、「最低でも昨年の数字を上回りたい」と強く願っている筈です。

そして今週は、1着賞金6000万円のステイヤーズSに

ネオブラックダイヤを出走させることとなっていて、

ここを勝てば、ネオヴァンドームで制した2010年のきさらぎ賞以来、

久々の重賞勝ちとなる上、一気に一昨年の獲得賞金を超えることとなります。

したがって、私が小林オーナーの立場であれば、

この馬を預けている鹿戸雄一調教師に対して、

渾身の勝負仕上げを指示しますし、

最終追い切りについての報告が、

「南ウッドで、全体が68秒0、終いが13秒7
という時計をマークしていました。完全に馬なりだった
ことと、馬場が渋っていたことを考えれば、時計はまず
まずと言えます。それに、コンマ4秒先行していた併せ
馬の相手、エッケザックスに力強い脚捌きで追い付いて
いましたし、馬体の張りや毛ヅヤなども、デキの良さを
ハッキリと感じるものでしたね」

という内容でした。

これらの理由から、この馬を「大いに注目すべき存在」と見込んでおります。


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