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栗本博晴オーナーが

函館記念に登録している、

アスカクリチャン。

栗本オーナーは、

奈良県大和高田市に本社を構え、

ラジコンバッテリーの輸入販売や、

船舶売買の仲介などを行っている

「株式会社セイキ」の

役員を務めています。

確か同社の起源は、

1986年から1991年頃まで活動していた

「ディーゼル精機株式会社」の

「船舶部」だった筈で、

その後、事業拡大のために

「株式会社セイキ」を独立させたそうです。

そして現在は、

先ほど挙げた

「ラジコンバッテリーの輸入販売」や

「船舶売買の仲介」に加えて、

本社のすぐそばにある

ラジコンのサーキット施設

「RCスタジアムセイキ」の

運営も手掛けていて、そこでは、

毎月第4日曜日に1階の

「アスファルトコース」で行う

月例レースなど、

様々なイベントが開催されています。

また、

現在の同社が最も力を入れている業務は、

中国の大手リチウム電池メーカー

「ADVANCEDELECTRONICS ENERGY社」の

代理店として行っている、

「ラミネート型リチウム二次電池」や

「円筒型リチウム二次電池」などの販売で、

それらのため、

ここ数年は全国各地の展示会に

多く参加していますので、

同社が、

「業界で一目置かれている存在」で

あるのは間違いありません。

なお、

栗本オーナーがJRAで

所有馬を走らせ始めたのは、

確か1996年のことで、

それから現在までに

170頭近くをお持ちになっていますが、

6月22日(土)、

クリノジュロウジンが

2歳新馬戦を勝ってから先週までは、

所有馬が「23連敗中」

となっておりますので、

今は、

「そろそろ連敗を止めたい」

という気持ちを強く抱いている筈です。

また、

栗本オーナーは、

これまで毎年のようにセールで

積極的に馬を購入していて、

昨年だけでも、

「九州トレーニングセール」
→1頭を240万円で購入

「HBAトレーニングセール」
→2頭を730万円で購入

「八戸市場」
→2頭を750万円で購入

「HBAオータムセール」
→6頭を1660万円で購入

と、4つのセールで

計11頭に総額3380万円の資金を投じています。

尚且つ、

今年に入ってからも栗本オーナーは、

「セレクトセール」では

購入がなかったものの、

「JRAブリーズアップセール」で
1頭を350万円で購入

「九州トレーニングセール」で
1頭を300万円で購入

「HBAトレーニングセール」で
3頭を1120万円で購入

「八戸市場」で
2頭を150万円で購入

と、4つのセールで計7頭に

1920万円の資金を投じており、

当然、

今後のセールで何頭か

を購入する可能性も十分にありますので、

現在の栗本オーナーは、

「賞金の高い重賞を勝って、
セールの購入資金を潤沢にしておきたい」

という考えも抱いている筈です。

そこで、

1着賞金4000万円
(馬主の取り分は8割の3200万円)の

函館記念に登録している

アスカクリチャンに関しては、

栗本オーナーが、

管理している須貝先生に対し、

渾身の勝負仕上げを

依頼している可能性が十分にあるので、

実際に厩舎がどう仕上げてくるのかを、

念入りに確認していきます。