林正道オーナーがプロキオンSに出走させる、
ガンジスとノーザンリバーについて。
林正道オーナーがJRAで持ち馬を走らせ始めたのは、
2010年とまだ馬主歴は浅い方ですが、
ノーザンリバーで勝った2011年のアーリントンC、
ヘニーハウンドで勝った同年のファルコンS、
クィーンズバーンで勝った2012年の阪神牝馬S、
イジゲンで勝った同年の武蔵野S、
ノーザンリバーで勝った昨年のカペラSと、
JRAの重賞を既に5つ勝っています。
また、林オーナーと言えば、
2009年から毎年欠かさずセールに参加している方でして、
昨年までに、
□2009年
「セレクトセール」→4頭を計1億4900万円で購入
□2010年
「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」→2頭を計1500万円で購入
□2011年
「セレクトセール」→5頭を計1億8200万円で購入
□2012年
「JRAブリーズアップセール」と「セレクトセール」と
「HBAサマーセール」→8頭を計2億4900万円で購入
□2013年
「セレクトセール」と「ジェイエス・繁殖馬セール【秋季】」
→5頭を計1億6600万円で購入
と、計24頭に全部で7億6100万円の資金を使っており、
今年も、5月13日(火)に行われた「HBAトレーニングセール」では、
ビヨンジオール(牡、父サクラプレジデント、母サムシングナイス)を
同セールの最高価格となる2750万円で購入しています。
こういった点を踏まえると、林オーナーは、
来週の7月14日(月)~15日(火)に行われる
「セレクトセール」などに参加する筈で、きっと今は、
「セールでの購入資金を、今週少しでも多く稼いでおきたい」
と考えていることでしょう。
そのため、1着賞金3500万円
(馬主の取り分である8割の2800万円)の
プロキオンSに出走させるノーザンリバーについては、
私が林オーナーの立場でしたら、
この馬を預けている浅見調教師に対して、
「何としても勝たせてくれ」
といった勝負懸かった指示を出すのは間違いないですし、
中間の調教内容についての報告も、
□ガンジス
「レースで乗る国分優作騎手が跨り、坂路でビッシリと追って、
全体が50秒9、終い12秒7をマークしていました。この馬
としては十分な時計を出してましたし、動きそのものや馬体の張
りが、デキの良さをはっきりと感じるものでした」
□ノーザンリバー
「6日(日)に、坂路で強めに追って、全体が52秒2、終い11
秒9をマークしていましたので、坂路で馬なりと軽めの内容でした
けど、とてもスムーズな脚捌きで軽快な動きを見せていましたから、
この一本で仕上がると判断していいでしょう」
という、見込み通りのものでしたから、
2頭が共に上位入線という可能性も大いにあると見ています。
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