一口馬主クラブの「グリーンファーム」が青葉賞に出走させる、

シャンパーニュについて。

現在、同クラブで愛馬会法人の代表を務めている河野二郎氏は、

1967年から2009年まで衆議院議員を務め、

自民党総裁や衆議院議長などを歴任した河野洋平氏の次男です。

また、

次郎氏の兄で現職の衆議院議員である河野太郎氏は、

「セレクトセール」の主催などを行っている

「日本競走馬協会」の会長を務めていて

先ほど名前を挙げた洋平氏も、

「日本軽種馬協会」の会長理事を務めています。

そして、

「日本競走馬協会」と「グリーンファーム愛馬会」は、

どちらも同じビルを拠点としていますし、

東京都港区の麻布台にあるそのビルには、

次郎氏と太郎氏の祖父にあたる河野一郎氏が創業に尽力していて、

今は競馬中継でお馴染みとなっている「ラジオ日本」や、

「地方競馬全国協会」の事務所もあり、これらのことが、

河野家と競馬の関わりの深さをよく証明しています。

「グリーンファーム」は、

これまでにJRAで300頭以上を走らせていて、

その中の代表的な存在としては、

1994年の阪急杯と札幌スプリントSを制したゴールドマウンテンや、

1998年の京阪杯を制したブラボーグリーンや、

1999年の根岸Sを制したセレクトグリーンや、

2009年の小倉2歳Sを制したジュエルオブナイルや、

2009年のエリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテや、

2011年のフローラSを制したバウンシーチューンなどが挙げられます。

同クラブが発表した「現2歳世代の募集馬」は、

全部で25頭でして、この馬達については、

昨年の7月上旬から出資を受け付けていますけど、

これまでに満口となっているのは、

「クィーンスプマンテの2012」(牝・父マンハッタンカフェ)と

「エレクトラの2012」(牡・父ヘニーヒューズ)の2頭だけで、

「募集中止」や「受付終了」となった3頭を除く残りの20頭は、

今でも出資を受け付けています。

そのため、今は「グリーンファーム」の関係者全員が、

「今後の出資者増加に繋がるよう、
過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高めたい」

と考えている筈です。

また、同クラブは、

2011年のフローラSをバウンシーチューンで勝ってからは、

3年以上も重賞を勝てていませんが、

シャンパーニュが青葉賞を勝ってダービーの出走権を獲得すれば、

久々の重賞勝ちとなりますし、出資を迷っている顧客層に対して、

「グリーンファームの募集馬はクラシックを狙える」

という印象を与えることができて、

それが今後の出資者増加に繋がるのは間違いありません。

ですから、私が「グリーンファーム」の関係者でしたら、

この馬を預けている加用調教師に対して、

「お釣りを残さないメイチの勝負仕上げ」

をお願いしますし、

最終追い切りについても、

「30日(水)、ウッドで一杯に追われて、全体が86秒1、
終いが12秒0という時計を出していて、テンからキッチリ
と折り合っていましたし、鞍上が仕掛けてからの伸びもかな
り鋭いものでしたから、いい状態に仕上がっていると判断し
ていいでしょう」

という内容でしたから、

好レースが期待できると見ております。

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