阪神牝馬Sで、

「上位入線が期待できる存在」

としてご報告させていただくのは、

佐々木主浩オーナーが登録しているヴィルシーナ。

佐々木オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」
(現在の「横浜DeNAベイスターズ」)に入団し、

最速154キロの速球と、鋭いフォークボールなどを武器に

日本球界を代表する「抑えの切り札」となり、

2000年に移籍した「シアトル・マリナーズ」でも大活躍し、

日米通算381セーブを挙げた元プロ野球選手であるのは、

一般競馬ファンでも知っている筈です

また現在、佐々木オーナーは、

TBSのプロ野球解説者として活躍していて、

3月28日(金)に行われたプロ野球開幕戦の「巨人対阪神戦」や、

4月1日(火)の「DeNA対巨人戦」や、

4月2日(水)の「DeNA対巨人戦」や、

4月6日(日)の「中日対巨人戦」などでも解説を担当し、

投手目線の的確なコメントが視聴者に大変好評を得ているそうです。

そして、佐々木オーナーは、

まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、

翌年にJRAの馬主資格を取得していて、

そのきっかけは、鮨屋で偶然会った

「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一オーナーから、

馬主になることを勧められたからだそうで、

実際にJRAで初めて所有した馬は、近藤オーナーの冠名と、

佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」からとった馬名の

「アドマイヤマジン」でした。

JRAの馬主資格を取ってから5年ほどは

目立った成績を残せていませんでしたが、

2012年のクイーンCをヴィルシーナで制し、

初の重賞勝ちを飾ると、

同年の阪急杯とCBC賞もマジンプロスパーで制すなど、

順調に成績を伸ばしていき、

その年には今までで最高となる

3億1442万円の賞金を獲得しておりました。

そして昨年は、ヴィクトリアマイルをヴィルシーナで制し、

「初のGI勝ち」も果たすなど、

勝利数は今までで最高となる6勝まで伸ばしたものの、

獲得賞金は前年より1億円近く少ない

2億2196万円まで減っていましたので、

佐々木オーナーが悔しい思いをしているのは当然でしょう。

そのため、今年は佐々木オーナーが、

「少しでも2012年の成績に近づけたい」

と考えている筈ですが、先週までの時点で、

ヴォルシェーブで制したセントポーリア賞と、

ヴァレンティーアで制した4歳上500万下の2勝に留まっているため、

獲得賞金は2520万円と、

まだ昨年の10分の1ほどしか稼げていないのですから、

現在、佐々木オーナーが、

「賞金の高い重賞を勝って、まずは昨年の水準まで戻しておきたい」

と考えているのは間違いないと私は判断しております。

また、現在、

佐々木オーナーは7頭を所有しており、

その内の「稼ぎ頭」は、これまでに

3億3348万円の賞金を獲得しているヴィルシーナですが、

昨年のヴィクトリアマイルを勝ってからは、

「5連敗中」と、もう1年近く勝てておりません。

そのため、佐々木オーナーは、

「早くこの馬の連敗を止めておきたい」

とも考えている筈ですから、

1着賞金5300万円(馬主の取り分は8割の4240万円

)の阪神牝馬Sに登録しているヴィルシーナについては、

オーナーがこの馬を管理している友道調教師に対して、

メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと見ておりました。

そして、最終追い切りの内容を確認したところ、

「乗り役の藤岡騎手(レースは内田博幸騎手)が
Cウッドで一杯に追って81秒7、終いが11秒8
という時計を出していて、併せた相手の
フェリーチェレガロには遅れていましたが、
コンマ8秒ほど先行させてのものでしたし、
動きそのものは、デキの良さをはっきりと感じる
軽快なもものでした。。
これならこの馬の持っている力は出せると判断できます」

という見込み通りの内容でした。

という訳で、ヴィルシーナが上位に

食い込んでくれることを期待しております。

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