星野壽市オーナーがダービー卿CTに登録している、
アユサンについて。
皆星野オーナーの本業は群馬県高崎市に本社を構え、
鉄スクラップの加工処理や、
住宅用基礎鉄筋ユニットの製造・販売などを手掛けている、
「三栄商事株式会社」の代表取締役です。
1964年、高崎市の堰代町で創業された同社は、
3年後の1967年、事業拡大を目的として、
同じ高崎市の高関町に本社を移転し、
1980年には現在と同じ倉賀野町に本社を移転しました。
その後、
1984年に関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、
現在の「事業の柱」となっている「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しておりまして、
今では、「本社工場」に加え、「倉賀野工場」、
「玉村工場」、「高関工場」といった製造拠点を有するまでに成長し、
100名以上の従業員を雇用しています。
また、
同社は昨年、8月3日(土)~4日(日)に行われた
「第39回・高崎まつり」や、
12月6日(金)~12月25日(水)に開催された
「榛名湖イルミネーションフェスタ2013」など、
群馬県内で行われた複数のイベントに協賛しておりますので、
その代表取締役を務めている星野オーナーは、
「誰もが認める地元の名士」と言えるでしょう。
なお、馬主としての星野オーナーは、
北関東の高崎競馬(2004年に廃止)でキャリアをスタートさせ、
JRAで馬を走らせ始めたのは1998年のことでして、
それから現在までに40頭以上を所有しております。
そして星野オーナーは、
JRAの馬主となってから一昨年までは、
重賞を勝てていなかったものの、
昨年はアユサンで桜花賞を制し、
初めての重賞勝ちと初めてのGI勝ちを同時に達成した上、
他のレースでもアユサンが活躍したことにより、
これまでで最も多い2億0281万円の賞金を獲得していました。
ただ、今年に入ってから先週までは、所有馬が
「12戦0勝」という成績に終わっており、
獲得賞金も「60万円のみ」という状況ですから、
私が星野オーナーの立場であれば、早く巻き返しを図れるよう、
賞金の高いレースを勝つことに全力を注ぎます。
そして今週は、1着賞金3800万円
(馬主の取り分は8割の3040万円)の
ダービー卿CTにアユサンを登録してきましたので、
この馬を管理している手塚調教師に対しては、星野オーナーが、
メイチの勝負仕上げを指示している可能性が十分にありますから、
「最後まで注目すべき存在」と考えておくべきでしょう。
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