函館日刊スポーツ杯で注目しているのは、

山岡良一オーナーが出走させる

ウォーターショパン。

山岡オーナーは京都府京都市伏見区に本社を構え、食品トレイ用の金型製造や、

その生産設備の開発などを主な業務としている、

「近畿機械工業株式会社」の代表取締役を、少し前まで務めておりました。

1977年の創業以降、同社は順調に事業を拡大しており、現在では、本社の他に、

「東京事務所(足立区)」、「大阪事務所(大阪市東淀川区)」、

「福山事務所(広島県福山市」という3つの事業所を有している上、

「福山工場(広島県福山市)」、「茨城工場(茨城県下妻市)」、「山形工場(山形県寒河江市)」、

「滋賀工場(滋賀県甲賀市)」という4つの工場も有しておりまして、

雇用している従業員の数は、確か120名以上となっております。




また、同社は、京都でお馴染みの繁華街・祇園にある、ローストビーフとフレンチ懐石のお店

「祇園うを多」の運営も行っており、純和風の個室や日本庭園を備えた風情ある作りの同店は、

雰囲気と料理のどちらも非常に好評を博しているそうですから、

このように、複数の業種で優れた経営手腕を発揮していた山岡オーナーは、

「大いに尊敬すべき人物」と言えるでしょう。

そして山岡オーナーは、JRA馬主としてのキャリアが30年以上に及んでいる大ベテランであり、

これまでに230頭以上を所有しております。

昨年までの3年間は、

2013年→3勝・獲得賞金5799万円
2014年→3勝・獲得賞金5404万円
2015年→4勝・獲得賞金4565万円

と、少しずつではありますが、賞金が減っておりましたので、今年の山岡オーナーは、

「何が何でも巻き返したい」と考えている筈であり、実際、先週までの数字が

「5勝・獲得賞金6780万円」となっており、現時点で既に昨年の成績を上回っておりますから、

見込みは正しかったのでしょう。

しかし、山岡オーナーが、先週までの結果に満足せず、

今週以降も貪欲に勝利を追求してくると見ております。

何故なら、山岡オーナーは、7月11日(月)~12日(火)に行われた今年の「セレクトセール」に於いて、

「ノーブルストーンの2015」(牡・父キングカメハメハ)を2700万円(税込)で落札しているのですから。

当然、現在は、「セールで使った資金を早急に回収したい」と考えている筈であり、

ウォーターショパンが1着賞金1820万円の函館日刊スポーツ杯を勝てば、

この内、「馬主の取り分」である8割の1456万円を一気に得られます。

そのため、山岡オーナーであれば、この馬を預けている岡田調教師に対して、

迷わずメイチの勝負仕上げを指示しますし、最終追い切りに関する報告が、




「レースでも乗る菱田騎手がウッドに入れて、5Fが69秒9、終いの
1Fが13秒6という時計を馬なりで出しておりました。タガノジャパ
ン(3歳未勝利)をコンマ4秒先行する形で、最後はコンマ1秒先着し
ておりました。少し差を詰められたのですが、相手は一杯に追われてお
りましたし、4F辺りで並ばれてから、もういっかい突き放しておりま
したので、デキがいいことをハッキリ感じました」

という内容でしたので、好レースが期待できると考えております。


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