西川光一オーナーが中日新聞杯に登録している、

アロマカフェについて。

西川オーナーの本業は、「JR有楽町駅」のすぐ近くにある

「イトシア」の16階から20階に本社を構え、

コインパーキング・「タイムズ24」の運営などを手掛けている、

「パーク24株式会社」の代表取締役社長です。

1971年、東京都品川区の西五反田に於いて、

駐車場関連機器の製造や販売を行うため、

「株式会社ニシカワ商会」として創業された同社は、

1985年に駐車場の保守・運営管理部門を

「パーク24株式会社」として設立し、

1991年には、日本初の

「24時間無人で利用できる時間貸駐車場」

として、「タイムズ」の1号店を台東区の上野にオープンさせております。

その後、1999年に東証二部上場を果たし、

翌年には東証一部上場を果たすなど、

順調に成長を遂げ、2006年には、韓国に合弁会社の

「GSPark24」を開設、台湾に「台北支店」を開設するなど、

国内だけに留まらず、海外でも順調に事業を拡大しております。

また、同社が2月27日(木)に発表した

「平成26年10月期第1四半期決算短信」の、

売上高→410億3千5百万円(前年比11・9%増)
経常利益→49億2千9百万円(前年比4・6%増)

という内容から分かる通り、

ここ数年も順調に業績を伸ばし続けており、

現在は「タイムズ」の直営駐車場数が1万3041件、

管理受託駐車場数が1375件と、

駐車場管理業者としては国内最大手の規模を誇っておりますので、

同社の代表取締役社長を務めている西川オーナーが、

誰もが認める「優秀な経営者」であるのは間違いないでしょう。

なお、

西川光一オーナーのお父様は、

「パーク24」の先代社長であり、

JRAの馬主としては、光一オーナーと同じく

「カフェ」の冠名を使い、

2001年の菊花賞と有馬記念、

2002年の天皇賞・春を制したマンハッタンカフェや、

2000年のNHKマイルC、

2002年のジャパンCダートを制したイーグルカフェ

などを所有されていた西川清氏(故人)です。

光一オーナーは、お父様の後を引き継ぎ、

確か2003年からJRAで馬を走らせており、

唯一の重賞勝ち馬が、

2010年のラジオNIKKEI賞を制したアロマカフェですから、

この馬は光一オーナーにとって、

「思い入れの強い1頭」

であるのは間違いありません。

ただ、

重賞勝ちを飾ってからのアロマカフェは、

同年のセントライト記念で3着と好走したものの、

その後は連敗が続き、

昨年11月のウェルカムSが「27戦振りの勝利」でした。

そして今週の中日新聞杯はアロマカフェにとって、

11着に敗れた2011年のエプソムC以来、

2年9ヶ月振りの重賞で、光一オーナーにとっては、

先ほど名前を挙げた2010年のラジオNIKKEI賞以来、

3年8ヶ月振りに重賞を勝つチャンスとなっているのです。

そのため、この馬を管理している小島太調教師に対しては、

光一オーナーが、

「メイチの勝負仕上げを指示している可能性が極めて高い」

と判断しておくべきでしょう。

これらの理由から、

「人気の有無に関わらず注目すべき存在」

と見込んでおります。

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