朝日杯FSで「人気薄でも活躍が期待できる存在」と考えているのは、
沼川一彦オーナーが出走させる
ペプチドウォヘッドです。
皆様もよくご存知の通り、沼川オーナーの本業は、熊本県熊本市に本社を構え、
サプリメントの販売を主な業務としている、「有限会社ペプチド・プリマ」の代表者です。
同社の看板商品であり、社名にもなっている「ペプチド・プリマ」とは、
新鮮なサバから特殊製法で「ペプチド酸」を抽出したサプリメント飲料で、
老化などの要因となる酸性体質を中性に戻すことが可能になり、
これを飲み続けることで、老化防止などの効果が大きいと言われているため、
女性だけではなく、男性の利用者も多い商品だと言われております。
また、沼川オーナーは、2005年に「サバペプチドで若返る、元気になる」(総合法令出版)を出版するなど、
執筆者としても積極的に活動していますし、この「ペプチド・プリマ」は、東証一部上場のコンサルタント会社
「株式会社船井総合研究所」の創業者であり、今年の1月に亡くなった船井幸雄氏(生前に愛飲)など、
多くの方に著名人に好まれているようですから、沼川オーナーは、
「業界に於ける成功者の一人」と言えるでしょう。
そして馬主としての沼川オーナーは、確か2001年からJRAで馬を走らせ始めていて、
現在までに30頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、
昨年の京都新聞杯で2着に入り、ダービーでも4着に入ったペプチドアマゾンが挙げられます。
昨年の沼川オーナーは、この馬の活躍などにより、9299万円の賞金を獲得していましたが、
今年に入ってから先週までは、「30戦2勝」という成績で、獲得賞金は、
昨年の4割にも満たない2857万円に留まっている状況です。
なお、沼川オーナーは、馬主歴が15年近くとなりますが、まだ重賞を勝っておりませんので、
現在は、「所有馬で多額の賞金を稼ぎたい」という思いと、
「そろそろ重賞を勝ちたい」という思いを、非常に強く抱いていることでしょう。
そして、ペプチドウォヘッドが朝日杯FSを勝てば、
このレースの1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)
を一気に得られますし、「初の重賞勝ち」も果たせる訳ですから、
私が沼川オーナーの立場であれば、この馬を預けている吉村調教師に対して、
迷わずパンク覚悟のメイチ仕上げを指示します。
また、最終追い切りについての報告が、
「Cウッドで、全体が84秒2、終いが12秒5という時計を出していました。
馬場が渋っていたことと、完全に馬なりだったことを考えれば、時計はこれで十
分なのでしょうし、コンマ7秒先行していた併せ馬の相手、アトランティードと
の差をどんどん縮めて、同入に持ち込んだ動きは、感心するほど軽快なものでし
たから、完全に仕上がっているのは間違いなさそうですね。また、今までの2勝
はどちらもダートのレースでしたけど、体付きや走り方から、芝でもやれると考
えていいでしょう」
という内容でしたから、私はこの馬を、
「人気薄でも軽視できない存在」と考えております。